長田 たくや ブログ

【アメリカ】 紙ストローの使用廃止に向けた国家戦略 【本気】

2025/8/14

こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
ブログタイトルは、アメリカ「ホワイトハウス」にあるウェブページの直訳です。
参照:NATIONAL STRATEGY TO END THE USE OF PAPER STRAWS

中身を紹介したいのですが、とにかくボリュームがすごくて…
少々雑ですが、ピックアップして紹介していきます。興味ある人は本文読んでくださいね。


■ 冒頭からおもろい
冒頭、トランプ大統領からのメッセージからして、めっちゃおもしろいのです。

  • 大統領選では、「常識(common sense)」の圧倒的勝利だった
  • 私の政権は、紙ストローで飲み物を飲むたびに多くの国民を苦しめている、ドロドロでふやけた飲み物の解消も含め、健全な政策の復活に尽力しています。
  • 紙ストローなんて、笑止千万な憶測です。環境に悪く、不衛生で、高価で、有害な永久化学物質を含み、そして――前政権が推進したほとんどのものと同様に――効果がありません。
  • フェイクニュースメディアは長年にわたり、前政権と共謀し、プラスチックストローだけを廃止対象とする、破滅的な「グリーン・ニュー・スカム」政策を支持してきました。
  • 私は「グリーン・ニュー・スカム」に終止符を打ち、飲料に常識を取り戻します。
  • 「紙ストローの使用廃止に向けた国家戦略」には、紙ストローがなぜ不適切であるのか、そしてその推進と使用に対抗するための行動計画が数多く記載されています。

紙ストローに対して、ここまで語れるのってすごくないですか?いや、言ってることはごもっともなのですが…。

■ はじめに THE STRAW THAT BROKE AMERICA’S BACK
ストローはアメリカの発明だったと、歴史を語っています。はじめは紙ストローだったそうで、それがプラスチックストローに進化しました。

本文には、”ワシントンD.C.が介入し、紙ストローを国民の口に戻すよう強制しました。バイデン政権は、便利なプラスチック製ストローを汚名を着せるために政府全体で取り組みました。州や自治体は、国民の消費者の嗜好をさらに侵害しました。”とあります。

■ 第1章 THE PAPER-THIN CASE FOR THE PAPER STRAW
アメリカでは、とにかくプラスチックストローが徹底的に敵扱いされていたようです。
本文には、”2019年、スチュアート市はプラスチックストローを禁止する条例を可決しました。長年にわたり、住民、観光客、そして中小企業は紙ストローの使用禁止に不満を抱いていました。この政策の失敗を目の当たりにしたスチュアート市は、今年2月に常識に立ち返り、プラスチックストローの使用禁止を撤廃しました。”とあります。

(機能性)
ノースカロライナ州立大学の研究者たちは、紙ストローを液体に30分程度浸すだけで、圧縮強度が70%から90%低下することを実証。

(安全性)
オランダ食品消費者製品安全局は、子供など使用し、分解した紙ストローの一部をのどに詰まらせたと報告した人が400人いることがわかりました。
フィンランド食品庁も、乳幼児が紙ストローで窒息したという報告を受けています。

(障害者への配慮)
障害者団体は安全性や利便性からプラスチックストローへの代替を望んでいます。例えばシアトル市では、紙ストローしか使えない条例があるが、特別な場合はプラスチックストローの提供を可としているそうです。ただ、実態を調べてみると提供していないレストランがほとんどでした。

この方針が、飲食店を含む中小企業や障がい者を困難な立場に追い込んでいる”とありました。

(健康)
PFASのことに触れられています。近年はPFOAなどの使用が禁止され、紙ストローに対してもどこまで影響しているかわからなかったのです。こちらのセクションでも冒頭に、最近はPFAS使用が減ってきたという現状報告があります。
当ブログ参照:PFASってなーに? 【見えない不安と水の安全】

しかし、本文には目を疑うことが書かれています。
”こうした傾向は誤解を招く可能性があります。FDAと業界の自主的な措置は、PFASを含む消費者製品のごく一部にしか対応していませんでした。紙ストローからPFASを除去する措置は講じられていません。

この後も、紙ストローとPFASに関するエビデンスが大量に添付されています。

(環境への影響)
プラスチック製ストローが鼻に刺さって苦しむウミガメの動画が話題になったことを受けて、多くの州や地方自治体が急いでプラスチック製ストローの禁止に踏み切りました

プラスチック製ストローは、海洋に漂うプラスチック全体のわずか0.025%を占めています。言い換えれば、海洋に漂うプラスチック全体の1%のわずか40分の1に過ぎません。”

アメリカ人は概して環境保護に積極的で、ゴミを海に捨てるのではなく、ゴミ箱に捨てています。その結果、米国は世界の経済生産高の4分の1以上を産出しているにもかかわらず、世界の海洋プラスチック廃棄物全体のわずか0.25%しか排出していません。

アメリカ全土でプラスチックストローが全面的に禁止されたとしても、世界の海洋プラスチック量はわずか0.0000625%しか減少しないことが明らかになります。

プラスチック製ストローは紙製使い捨てストローと比較して、気候変動排出量における環境パフォーマンスが優れていると結論付けました。

(料金)
”プラスチックストローは約0.5セントですが、紙ストローは約2.5セント、つまり400%も高価です”

(消費者の嗜好)
”2023年にYouGovが実施した世論調査によると、アメリカ人の33%が紙ストローを「嫌い」または「大嫌い」と回答したのに対し、プラスチックストローを「嫌い」または「大嫌い」と回答したのはわずか21%でした。プラスチックストローを禁止すべきだと回答したのはわずか26%でした”
➡これはもう少し差が出てほしかったんでしょうね。人間って「慣れ」が生じますから。

■ 第2章 ONE STRAW TOO FAR
紙ストローは、機能的ではなく、安全性が悪く、健康に悪く、環境にも悪いにもかかわらず、アメリカ全土に蔓延している。これはプラスチックストローの使用を抑制し、紙ストローの使用を義務付けようとする行政機関の意図的な取り組みの結果であると主張しています。

さまざまな州や市の規制、バイデン元大統領の命令などを挙げています。これもめちゃくちゃ長い…。

■ 第3章 RESTORING COMMON SENSE
”トランプ大統領の大統領令14208号は、「紙ストローの使用を終わらせることが米国の政策である」と定めました。”
なんとしても紙ストローをやめさせる方策を、これでもかってほど書いています。
参照:大統領令14208号

■ 結論 THE LAST STRAW
”アメリカ国民は紙ストロー以上のものを享受する権利がある。”

”科学的根拠と消費者の強いプラスチックストローへの嗜好にもかかわらず、バイデン政権は政府全体でプラスチックストロー反対キャンペーンを実施しました。トランプ政権は、この政府の武器化を撤廃し、あらゆる手段を講じて常識を取り戻し、紙ストローの使用を終わらせ、アメリカ国民のために機能的な食器を取り戻すことに尽力します。

➡ラストサムライみたいなタイトル。いやぁ、本気さと凄みを感じました。


いかがでしたでしょうか。なんかもう、パワフルですね。参照文献もかなりの数が紹介されていました。
こういうの良いです。日本の政治も、前の政権や総理大臣がやったことを否定するような動きをする場合、これくらいの根拠やデータを示して、これでもか!ってほどやってほしいなと感じました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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著者

長田 たくや

長田 たくや

選挙 川西市議会議員選挙 (2022/10/16) [当選] 1,680 票
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川西市議会議員選挙

肩書 参政党の市議会議員で薬剤師でもあります
党派・会派 参政党

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