2025/3/24
こんにちわ。兵庫県川西市議会月議員の長田たくや(ながたく)です。
3月22日(土)に、子どもの”いま”と”明日”を考えるフォーラム「声をきかれにくい子どもの声をどうきいていくか」に出席しました。
川西市子どもの人権オンブズパーソンが主催となっています。
質問タイムでは口頭ではなくグーグルフォームで投稿するパターンでしたので、とりあえず以下の質問をしてみました。
質問)
本当に不思議なので聞きたいです。こどもの権利と言いつつ、コロナ禍では大人は20時まで飲食、一方、子供は黙食。マスクはドイツなどでIQ低下の研究論文が出ており、海外ではいち早くとることとなっても日本はそのまま。手の消毒はやりすぎたら逆効果ですよと医師会が啓発していたのに、子供には頻回に消毒。子どもにとって致死率0.01%もないような病気に、大人の都合でこの3年以上、非科学的な対応で権利侵害していたと思います。なぜあの感染症の最中、海外の情報とかを集めて、権利を守ろうと動かれなかったのでしょうか?
一文、略さず全部読んでくれました。それは良かったです。私もその場で携帯で打ち込んだので、文章的にもうちっと工夫はしたかったのですが。
回答)
確かにその通り、問題があったと思います。2022年からオンブズとなりましたが、その状況について何かアクションはしていない。今いるオンブズの方々は、昨年からの人なので回答は控えます。当時はこども基本法ができていなかったので・・・(え?法律関係あるの?汗)、優先されなかったというものあります。ただ、何もしていないわけではなく、21年のレポートを読んでもらえたら、生徒の声を聴いて対応はしているので、まったく行動していなかったというわけではないと思う。
まぁ、こんなもんでしょうね・・・。
話題にあがっていたオンブズレポート(リンク)もパラりと読みましたが、う~ん、特筆すべきものは感じなかったなぁ・・・ちょっとムカっときたのが、2021年、22年のレポートの相談員コラムです。コロナについて誰も一切書いていません。なんやそれ。
マスクの弊害は、その頃にも論文発表されていました。ワクチンのブースター接種にて、イスラエルでは急激な感染者の増加があったとか、色々な情報があふれていましたよ・・・。まぁ、そんなもんなんでしょうね。四大教育指令とかも知らなさそうだ(そりゃないか)。
例えば、ネイチャーの論文です。パーテーションが逆効果って2021年の発表ですからね・・・↓
これあっても学校で黙食を続けていたんだから、ほんと狂気の沙汰ですわ。
別に海外だけではなく、日本でも探せばこんな不合理な情報もありました。若い女子には打ったらあかんでしょうに。
2020年の段階でしたね、マスクが意味ないっていうのも。
あ~・・・もう一回まとめてレポートにしてやろうか^^;
あまり良くないことと自覚しているのですが・・・「こどもの豊かで健やかな育ちを目標にしています。」とか、「こどもの話を聞くこと大事」など聞くと、コロナ禍の時に黙食やマスクに疑問を感じさえしなかった人たちが、何”きれいごと”言うとるん?としか聞こえないんですよね。いや、ほんと良くないとは思っています。未熟ですね。知らなかっただけですから、仕方ありません。
でもね・・・私は、コロナ禍での反省をしないまま、前に進むことに違和感を覚えます。これらを総括しないと、また同じことを繰り返すからです。
オンブズパーソンは、市とは離れている第3者組織です。ですから、本当はコロナ対策に関しても、子供優先で考えたらオカシイぞ!と言えるはず立場です。そう思うと、くやしくなってきます。
子ども自身が人権侵害を受けていないと感じていたことも、問題に拍車をかけていたように思います。たとえば全員マスクすることが常識となってしまっては、それ自体を”侵害”とは認識できなくなるためです。よって、子ども側からの訴えもなく、大人は大人にとって都合の良いルールに従わせたのです。
2022年3月にアメリカではマスク着用義務が解除されました。一方、日本は2023年3月に政府がマスク着脱の指針を発表しました。1年間ですよ。ひどい話です。精神的にマスクを外せなくなった子供も出てきましたね。これについても問題として取り扱ったんですかね。オンブズレポートでは、検索した限り見つけられませんでした(取り扱っていたら見逃しです。ごめんなさい)。
就学前のサポートをしているNPO法人(リンク)の方と、多田中学校の校長先生がサポートルームについてのお話をされていました。
不登校児童を支える組織体制そのものは良いのですが、”なぜ増えているのか”については、なんで疑問に思わないんだろうか。
質問タイムがあったので、先に市民の方が手を上げるを待ってから(一応の配慮してます^^;)、とりあえず質問してみました。答えよりもどう考えているかを聞いてみたかったのです。
質問1)
不登校が増えているが、なぜ増えているのかは話合ってたり、議論しているのですか?
回答)校長先生
原因は追究していないが、背景を調べることはしている。例えば、おばあさまの世話をしないとけないから16時までしかいれないとか、そういった事情も聴いている。ただ、コロナ禍で欠席に対する垣根が非常に低くなったのが事実。
長田が感じたこと)
確かに、コロナ禍の時に急増はしている。オンブズレポートにも、休める雰囲気になってよかったと話す子供もいました。ただ、年々子供の数は減っているのに、不登校人数は年々増加していました。核家族化や共働きの増加も原因として考えられるのではないか。そういった社会的な変化も議論しないと、実は、その社会変化が子供にとって良くなかったという結論に至る可能性もあるのだから。子供第一とするならば。
質問2)
サポートルームなどの対応は良いと思う。しかし、社会に出たときに、好きに移動できたりする状況にないところがほとんどで、彼らはそのギャップに苦しまないだろうか。
回答)校長先生
平たく言えば、視察の方から、「こんなぬるま湯でいいのか?」という質問もあった。ただ、学校に来ることによって、その経験が1つの自信となる子供もいる。それは社会に出た時に役立つものと考えている。
長田が感じたこと)
その考え方もありますね。まぁ、小中学校と厳格に出席していても、大学の4年間でパッパラパーになって就職するんだから、どちらにしても、その時にギャップを感じることになるのかな。自分自身がそうだったので・・・><
回答)弁護士の先生
学校にまつわる相談をうけ、そして弁護士として相談をうけていると、社会が変わってきているのを感じる。社会はこうあるべきでという感じが、今では全然かわってきています。
長田が感じたこと)
昭和、平成と大きく変化があったのは間違いないでしょう。でも、コロナ禍を思い出してほしい。全体主義も良いところでしたよね。科学的根拠をもっていても、ルールが優先される社会でした。つまり、人間の本質ってそんなに変わっていないのではないかと思う次第です。
だからこそ変わらないもの、日本人の倫理観や道徳観を学ぶ必要があるのではないかと、アンケートには書いておきました。
文句ばっかり言ってましたが、オンブズパーソンの人達によって救われた児童生徒もいることでしょう。
そもそもオンブズパーソンってなんや?って話ですよね。以下が成り立ちです。結構、古くから存在していることがわかります。いじめ、虐待などが発端となった組織ですから、まぁ、感染症などはお門違いも良いところだったのでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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