2026/6/7
兵庫県 川西市議会議員(薬剤師) #長田たくや です。
今日は日曜日なので雑談します。「うさぎ島」をご存知ですか?大久野島と言いまして、そこにはたくさんのうさぎがたくさんのうさぎが自由気ままに暮らしています。うさぎも好きなので、3回くらい行っています^^

そんなうさぎ島ですが、旧日本軍の毒ガス工場があった島としても非常に有名です。
ぜひ行ってみてください!
■ とにかく可愛い!
私のお決まりデートコースでもありまして、はい、色々な人と行っていまして^^;
場所はこちらで、広島県竹原市、最寄り駅は忠海という駅です。そこから船ですぐのところにあります。

こんな感じでそこら中にうさぎさんがいます。

私が直近で行ったのは2017年、もう10年が経とうとしていますね。うさぎたちも、もう代替わりしているのでしょうか。
ニンジンやキャベツを持参して、うさぎたちにあげることができます。
~うさぎたちに襲われる図~

■ 毒ガス工場
かわいい島なのですが、かつてここには旧日本軍の毒ガス工場がありました…(リンク)。

終戦時には、イペリット約1,500t、ルイサイト824t、その他青酸等を含め、合計3,000~5,000t規模の毒ガスが残されていたとされています(リンク)。
そしてこれらのうさぎたちは、実験やガス漏れ探知のために飼われていた子孫が…という説がありました。
しかし!実は、現在いるうさぎさんたちは、小学校で飼われていたうさぎが放たれて繁殖したとのことです。
参照:レファレンス事例詳細(広島県立図書館)
これは私も騙されていました…
■ 毒ガスと抗がん剤
毒ガスのイペリット(マスタードガス)について、雑学的なやつでも書きましょう。
化学構造式は極めてシンプルです。
マスタードのような臭いがすることから、マスタードガスと呼ばれるようになりました。
第1次世界大戦で、ドイツが実戦使用したことで知られています。

これがなぜ人に害を与えるのでしょうか。
それは、人のDNAにとにかくくっついてしまうのです。
これを「アルキル化」と呼びます。

細胞が分裂する時は、DNAがパカっとほどけて複製されていくのですが、それができなくなってしまう。つまり細胞が死んでしまうということで、皮膚に触れると、水膨れ(水疱)やただれ(びらん)が起こるのです。
また、傷ついたDNAがうまく修復されずに残ると、がん化につながることもあります。
この強すぎる作用を、医薬品として扱える形にできれば、逆にがん細胞を殺せるかも…と、エラい人達が考えました。
硫黄”S”を窒素”N”に変えた「ナイトロジェンマスタード」。これに少し手を加えました。
これが、1949年に発表された日本初期の抗がん剤「ナイトロミン」です。

これは現在は使われていませんが、今ではさらに改造されたシクロホスファミド(エンドキサン®)が現役バリバリで使われています。

赤丸で囲っているところ。ナイトロジェンマスタードそのものですね。
したがって、調剤する時には非常に注意を要する薬剤なのです。
なお、この薬は肝臓を通過して代謝され、ホスホラミドマスタードとなり、そこで初めて薬効を示します。
もし投与後すぐに強い反応性を示すと、注射したところに障害が出てしまいますよね。
それを避けるために、体内で代謝されてから効くような作りになっているんですね。
うさぎの話から抗がん剤の話になってしまった><
小学校の頃、ミニうさぎを飼っていました。
すごくかわいくて、特に鼻がひくひくしているところが好きです。
死んじゃった時は、ギャン泣きしましたね。
作文の題材にして、読みながら泣いてしまったことを覚えいます><。
そんなん作文にしたらあかんやろ…。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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