2026/6/25
6月23日、見附市議会では常任委員会合同所管事務調査を行いました。
「議会」と聞くと、予算や条例について話し合い、最後に賛成・反対を決める場所というイメージがあるかもしれません。もちろんそれは議会の大切な役割です。
しかし、議会の仕事は「決めて終わり」ではありません。
前年度に決めた予算が、その後どのように使われているのか。事業は計画どおり進んでいるのか。市民の皆さんの暮らしにとって、本当に意味のある事業になっているのか。そうした点を確認することも、議会の大切な役割です。
今回の合同所管事務調査では、見附市内で進められている4つの事業について説明を受け、現地や資料を通じて確認しました。
1つ目は、貝喰川の放水路整備に伴う埋蔵文化財発掘調査です。
令和7年度の事業費は、合計で2億1,200万6千円です。そのうち多くは県委託金でまかなわれます。放水路整備は、水害対策や地域の安全に関わる大切な事業です。
一方で、工事予定地には三林遺跡という埋蔵文化財が確認されています。地域の安全を守る整備を進めながら、見附市の歴史をどのように記録し、次の世代へ残していくのか。防災と文化財保護の両方の視点が必要な事業です。


2つ目は、見附市お試し移住住宅です。
令和7年度の事業費は委託料として262万5千円で、そのうち県補助金が131万2千円活用されています。
見附市への移住を考えている方が実際に市内で暮らしを体験できる取り組みです。
まちの雰囲気、買い物のしやすさ、子育て環境、移動のしやすさなどは、パンフレットや動画だけでは伝わりにくい部分もあります。実際に滞在してもらうことで、見附市で暮らすイメージを持っていただくことができます。


3つ目は、名木野小学校の長寿命化改修です。
令和6年度から令和7年度までの継続事業として、工事費総額は16億7,011万3千円です。
そのうち国の交付金は3億8,641万7千円で令和7年度の事業費は約8億1,510万円です。
校舎の建築工事、機械設備、電気設備、アスベスト対策、LED化などが進められています。子どもたちが安心して学べる環境を整えることは、教育だけでなく、地域の未来にもつながります。

4つ目は、道の駅パティオにいがたの床面塗装修繕工事及び酷暑対策工事です。
床面塗装修繕工事は321万2千円、酷暑対策工事は701万8千円で合計すると約1,023万円の事業です。
大型窓へのブラインド設置やエアコン追加設置などにより、近年の猛暑に対応するための環境改善が行われています。
パティオにいがたは、市民の皆さんだけでなく、市外から訪れる方にも利用される大切な交流拠点です。利用者の快適性を高めることは、農産物の品質保持や施設の安定運営にもつながります。


今回確認した4つの事業は、歴史、移住促進、教育、観光交流拠点の整備とそれぞれ分野は異なります。
しかし、どれも見附市の暮らしと未来に関わる大切な取り組みです。
市民の皆さんからお預かりした税金が、どのように使われ、どのような成果につながっているのか。
議会として、予算を決めるだけでなく、その後の進捗や課題をしっかり確認していく必要があります。
これからも現場を見て、説明を聞き、課題を確認しながら、市民の皆さんにわかりやすく市政の動きを発信していきます。
見附市の未来をつくる事業が、より良い形で進んでいくよう、引き続き議会活動に取り組んでまいります。
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