2021/4/11
4月9日に、文部科学省が、SNSでの教員と生徒との私的なやり取りを禁止するルールの厳格化を求める通知を出す旨の報道がなされました。
約10年ほど前から、企業や学校におけるSNSの利用に関するソーシャルメディアポリシーの制定が進んできていると思います。
今回は、教員と生徒の間の私的なやり取りにSNSを使用することを禁止するものですが、従前から、多少議論がなされてきた問題です。
今回の文部科学省からの通知で、学校におけるソーシャルメディアポリシーの変更がなされる場合、問題点を分ける視点が必要になると思います。
教員がSNSを特定の者との間で利用する場合は、
1 私的利用の場合
2 公用(業務)の場合
(1)教員間の場合(仕事上の連絡など)
(2)生徒・保護者との場合
①生徒との場合
個別の生徒への連絡の場合
複数の生徒への連絡の場合
(クラス全員やクラブ全員など)
②保護者との場合
個別の保護者への連絡の場合
複数の保護者への連絡の場合
これらをきちんと場合分けして、教員のSNS利用の問題についての規制を考えないといけなものと思います。
今までは、このあたりの場合分けをきちんとせずに、ソーシャルメディアポリシーを制定してきたきらいがあるかと思います。
今回の文部科学省の通知を機に、的確な場合分けをして、学校のソーシャルメディアポリシーの改訂をすることが求められると思います。
https://news.yahoo.co.jp/articles/95a79778bfd250717f63153e04ae8c044f6ab0b2
地方自治体・学校の法律問題に関する調査・研究
http://www.jsc-i.jp 代表 金井高志
http://twitter.com/kanai_jsc (フォローをよろしくお願いします)
(なお、学校におけるSNSに関するルールやコンプライアンスなどに関しては、弁護士として、セミナー講師も受託しております。)
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>金井 たかし (カナイ タカシ)>文部科学省 SNSでの教員と生徒との私的なやり取りを禁止するルールの厳格化