大阪府和泉市は今年度から、障がい者就労支援の新たな取り組みと
して「チャレンジオフィス」を市役所庁舎内に開設した。
市役所の業務を経験し、一般企業へ就労できるように支援する。
定例会を通じて就労支援の充実を求めてきた公明党の垰田(たおだ)英伸市議。
チャレンジオフィスは、市内在住の障がい者を会計年度任用職員と
して雇用。
社会人としての基礎的な力を身に付け、スキルアップできる場所だ。
1~2年の業務経験を経て企業への就職をめざし、最長3年働くことができる。
定員は4人で、面接を実施して雇用を決める。
今年度は19人から応募があった。
仕事内容は、市の各課から依頼があった郵便物の取り扱い業務や資
料印刷など。
今後はデータ入力などの作業にも取り組む予定だ。
同オフィスに専任職員として社会福祉士を配置し、雇用した障がい者の心身のケアを含め、サポートできる環境を整えている。
同オフィスで働く方々は「メンバーと話して安心した。自分も頑張りたい」といった声もある。
チャレンジオフィスは、有期雇用で働いた業務経験を履歴書に記載できる点などで一般企業の採用担当者にアピールすることができ、就職活動にも大きなメリットになる。
市の担当者は「チャレンジオフィスを通じて障がい者就労がもっと
市内で広がれば」と期待を込める。
障がい者らの切実な声を聴いてきた公明党の垰田市議は、就労支援
に力を入れてきた。
垰田市議が和泉市議選に初挑戦した2020年、知的障がいのある男の子と出会った。
選挙写真を見た彼が直感的に何かを感じて『この人に会いたい』と言ったのがきっかけで、定期的に話をする中で、垰田市議の心に「障がい者の就労の選択肢を広げたい」との思いが込み上げてきた。
彼にも『アナタが就職する時には必ず選択肢が増えている町にする』と約束した。
さらに、毎日の交差点立ちをしていく中で、たくさんの障がい者やその家族から、就労支援の相談を受けてきた。
以来、垰田市議は何度も議会で要望し、市の業務に励む特別勤務室の設置を訴えていた。