2026/8/8
前橋テルサの活用、中心街再生の大切なヒントが詰まった宮崎県都城市の中心市街地多目的施設MallMallを視察。
MallMallとは、旧都城大丸跡をリノベーションし、市立図書館を中心に、子育て支援や健康相談できる保健センター、まちなか相談センターなどの施設を整備した若者から高齢者まで滞在し、交流できる公共施設です。
宮崎県都城市では百貨店「都城大丸」の閉店後、周辺商店街の客足が遠のきました。「街の玄関」を失った影響は大変おおきなものでした。大型店消滅により、中心部への人の流れが衰退。いままさにスズラン撤退の不安が広がる中で、しっかりとした代案を示す必要があります。
都城市は、大丸跡地再生について商工会議所会員企業などと協力し、市民や中心街の全事業者へのアンケートに加え、80回を超えるワーキンググループで市民ニーズの把握に努めました。
都城市は、別の商業施設を待つのではなく、全く違う方法で人を呼び込む機能を作り直しました。
それが、図書館や子育て支援、保健センターなど8つの機能を集約した中核施設「Mallmall(まるまる)」です。
ここでは買い物だけでなく、「学び、子育て、健康、交流」といった日常の用事が1つのエリアに重なり合っています。
結果として「モノを買わなくても街で時間を過ごせる場所」となり、中心市街地の通行量や新規出店は劇的に増加しました。
近隣にはマンションの建設が進み、しっかり埋まっているそうです。
図書館だけでも、通算700万人だそう。
施設内には屋根付きイベント広場があり、こちらは365日、ほぼ何らかのイベントが行われております。
さらには交通拠点としても機能しています。
民間事業者も跡地を活用して、ホテルやスーパーを建設しました。
都城市はスクラップアンドビルドの再開発でさなく、リノベーションを選択して、総事業費65億円に抑え、地域の賑わいの拠点作りに成功しました。
前橋の中心街の再生においても、再開発ではない選択肢、前橋テルサを活用した地域の再生、賑わいの拠点化は可能です。準備組合任せの再開発に代わる選択肢とヒントを都城市で学んできました。
いま前橋の中心街が必要としているものは何かを共に考え、テルサの再開と中心街のまちづくりを市民主役で進めましょう。
さすが島津氏の故郷。やることが違う。こどもの頃は都城によく遊びに行っていたので、誇らしい気持ちにもなりました。





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