2026/8/24
仙台市中心部と東部を結ぶ「元寺小路福室線」のうち
、JR貨物線との交差部が現在ボトルネックとなっており、慢性的な渋滞が発生しています。
この解消を目的に五輪二工区を整備します。
完成後は、現在の片側1車線から片側3車線へ拡幅。
中央分離帯、右折レーン、約7mの歩道などを整備し、電線を地中化して電柱も撤去します。
また、現在のアンダーパスを深くして、高さ制限もなくす計画です。
かなり長期の事業です。
令和9年度(2027年度)着工 → 令和20年度(2038年度)開通予定です。
まずJR貨物線との交差部分を、①代替道路 → ②仮設道路 → ③南側ボックス → ④北側ボックス、の順で施工。ボックス完成まで約8年かかり、その後、道路全体の拡幅工事に入ります。
長期化する最大の理由は、JR貨物列車を運行させながら、
同時に現在の道路交通も維持して工事する必要があるためです。
基本的には道路を通行できる状態を確保しながら施工します。
ただし、現道から仮設道路への切替えなどで、一時的な通行止めが発生します。
仮設道路は現在と同じ片側1車線です。
具体的な規制日時はまだ決まっておらず、
工事が近づいた段階で「工事だより」などにより地域へ周知する考えが示されました。
住民から特に多く出たのは、
「11年は長すぎる」
「工事中にさらに渋滞しないか」
「アンダーパスの冠水は大丈夫か」
「歩道橋撤去後の子どもの安全」
「宮城野区の道路整備が遅れているのではないか」といった意見でした。
冠水対策について市は、道路拡幅段階で太い排水管を設置し、下水の雨水管へ接続する方針を説明。
ただし、下水能力を超える豪雨の場合は冠水する可能性があるため、
冠水表示や遮断機など、車両が進入しない対策も検討するとしています。
また、歩道橋撤去後については、警察と協議し、
横断歩道の青信号時間や車両用防護柵などによって安全を確保する方針です。
この事業は、
「長年のボトルネックだったJR貨物線交差部を解消し
片側3車線化する一方、完成まで令和20年度、約11年を要する大規模工事」
というのが全体像です。
特に今後の論点になりそうなのは、
①11年間という工期を短縮できないのか、
②工事中の渋滞対策、
③冠水対策をなぜ事業後半まで待つのか、
④歩行者・通学児童の安全確保、
⑤長期工事による事業費上昇あたりだと思います。

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