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森保監督の続投を要請する前に本田圭佑氏の挑戦を真剣に検討してみて欲しかった

2026/7/8

向かん督?

「賛否あると思うけど言わせてもらいます。僕を1年試してみてください。」

 サッカー日本代表の次期監督を巡り元日本代表の本田圭佑が自ら名乗りを上げた。この発言を話題づくりと一笑に付すのは簡単だが日本サッカーが世界一を本気で目指すのであればこの挑戦を真剣に議論する価値は十分にある。

 本田氏は日本代表として3度のワールドカップに出場し日本人最多となるワールドカップ通算4得点を記録したほか数々の大舞台で勝負強さを発揮してきた。世界のトップクラブでプレーし欧州の一流監督たちの下で戦術を学び多様なサッカー文化に触れてきた経験は日本サッカー界でも屈指である。さらに今回の北中米ワールドカップでも解説者として鋭い分析力を見せ「将来は監督としてピッチに立ちたい」と公言してきた。今回、自ら「アジアカップで結果が出なければ問答無用で辞める」と条件付きの覚悟まで示した。結果責任を明確にした上で監督就任を志願する姿勢は決して軽いものではない。現時点で本田氏にはフル代表監督としての実績はなく指導者ライセンスの取得やクラブでの監督経験など積み重ねるべき課題もある。世界を見渡せば名選手が比較的短期間で代表監督やトップクラブの指揮官となり成功を収めた例は少なくない。重要なのは年功序列ではなく戦術眼、リーダーシップ、選手との信頼関係、そして勝利への執念である。本田氏は現役時代から考えるサッカーを体現し常に自らの言葉でチームを鼓舞してきた。その姿は監督に必要な資質と決して無縁ではない。

 日本代表は新たな時代を迎えている。ワールドカップ優勝を目標に掲げるのであれば従来の延長線上だけでは限界があるかもしれない。大胆な発想や新しい価値観を取り入れることも必要ではないだろうか。本田氏は世界基準を知り日本人選手が海外で成功するために何が必要かを誰よりも理解している一人である。その経験、若い世代の日本代表にとって大きな財産となるはずだ。いきなり長期政権を任せる必要はない。本田氏自身が提案したようにまずは1年間という期限付きで手腕を試すという考え方も十分現実的である。成果が出れば続投すればよい。結果が伴わなければ交代する。それこそが勝負の世界であり本田氏自身もその条件を受け入れる覚悟を示している。日本サッカー協会が求めるべきなのは日本代表を世界一へ導ける監督である。その候補の一人として本田圭佑氏を真剣に検討することは決して突飛な話ではない。日本サッカーは挑戦する指導者にも門戸を開くべき時ではないだろうか。本田圭佑という稀有なリーダーに日本代表の未来を託す。その決断は日本サッカーが新たな時代へ踏み出す象徴となる可能性を秘めている。ところで、代表監督になるにはS級ライセンスがいるのでは?

#サッカー日本代表監督 #本田圭佑 #結果責任


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坂本 雅彦

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