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麻辣担はブームで終わるか、定着するか

2026/6/14

ただいマーラータン。

 今年になってよくインスタなどSNSで麻辣担を見かけるようになった。話題の麻辣担の店舗は全国にチェーン展開するほどの人気を得ている。その草分けが「七宝麻辣湯」と言われている。七宝麻辣湯は既に北海道から九州まで矢継ぎ早に出店を進めて現在は50店舗以上を展開している。オーナーは1990年代にテレビ東京のラーメン王選手権で連覇していたラーメン評論家の石神秀幸氏である。石神氏はシンガポールで初めて出会った麻辣担を日本人好みにアレンジし、既に女性に人気だったスープ春雨を意識しておいしく体に良い商品を生み出した。具材やスープを自由に組み合わせることができるカスタマイズ性が最大の魅力だ。

 拙者の自宅の近所にも七宝麻辣担ではないが名もなき麻辣担の専門店が出来たのでものは試しに行ってみた。入店するとボール皿をとり、そこにビュッフェ棚に並ぶ数々の具材や麺の中から好みのもの好みの量だけ取り入れる。基本は春雨、具材の中には腐豆腐や鴨の血のような中国特有のものやカラフルな練り物もある。拙者は白菜、エビ団子、ニラ、きくらげ、鶏肉など凡そ冒険はしない。スープも麻辣の1辛。価格は選んだ具材の重量で決まる。さて、拙者のお値段は・・・1400円也。なんとも中途半端。町中華やラーメン店よりかは少々お高いのかもしれない。味は極めてスタンダート、豪華でピリ辛なスープ春雨といったところ。カスタマイズする楽しさは確かに感じる。

 麻辣担ブームは既に一定の年月を経ており定着するかどうかの瀬戸際にあるのではないか。麻辣担の専門店への客足は増加傾向にありまだまだ勢いがある。麻辣担が話題に上ってかれこれ2年以上が経つことからブームというよりかは既に定着化へ向かっているものと思われる。かつて一世を風靡したタピオカミルクティーは多くの店が姿を消したが、ゴンチャは未だに出店し続けており、その店舗数は195店舗に上っている。つまり、タピオカ市場は下火になっても一定のニーズは存在し続けていることになる。麻辣担のも同じ道を辿るのではないか。大手チェーンはショッピングセンターなどへの出店を進め生き残り、小規模な専門店は淘汰が進む可能性を感じる。食文化としての麻辣担の周知は概ね進み身近な存在になっていくのは間違いないだろう。要は、Z世代が喜ぶような目新しさや映える見た目で関心を惹くこといずれ難しくなるということ。

 次は自由に選んだ具を餃子のようなシートに詰めて焼いたり、春巻きのように上げたりする店が流行るかも、わかりやすく、見栄えが良くて、楽しめて、ヘルシーだったら尚のこと良い。あやブームなかれ、行けばわかるさ、1、2、3、だー。

#麻辣担 #七宝麻辣湯 #石神秀幸


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著者

坂本 雅彦

坂本 雅彦

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