2025/5/23
幸福実現党・日台友好議員連盟のメンバー19名と政党スタッフ等合わせ25人の視察団。議連としては3回目、個人的には4回目の訪台です。
今回は、台南市まで足をのばし、まず訪れたのは「烏山頭ダム」。八田与一技師が10年の歳月をかけて完成させたダム。このダムの建設による灌漑は台湾の農業発展の基盤となり、台湾最大の穀倉地帯になりました。当時の人はもちろん、後世の台湾の人たちもこの功績にとても感謝されており、当時の建物を修復再現し、八田与一記念公園として整備されています。八田技師がどれほど台湾の発展に尽くしたか、また、その恩を忘れない台湾の人たちの温かい心にも感動しました。
台南市議会では、邱莉莉議長へ表敬訪問。議長は、昨年政党スタッフがお渡ししたポスター「二度と台湾を見捨てない。今こそ日台同盟を。」にとても感激され、今回の議連の訪問につながりました。
2日目は、宜蘭県冬山郷の林郷長(町長に相当)や宜蘭県議会へ表敬訪問。地元のメディアの取材も受けました。幸福実現党の「自由・民主・信仰」の理念や、「台湾関係法試案」に大変感動され、大歓迎を受けました。
幸福実現党の地方議員からも、地元の議会で台湾との交流を促す一般質問をしたり、それぞれの活動の報告をさせて頂きました。
最終日は、民進党の蔡易餘立法委員を表敬訪問。個人的なつながりができ、昨年5月に続き訪問させて頂きました。特に、幸福実現党「台湾関係法試案」の「台湾有事は日本の存立危機事態」と安全保障面で強く踏み込んでいるところに、強く感銘を受けられたようでした。
また、蔡委員の地元の嘉義県の歴史的遺産である阿里山林業鉄道の世界遺産登録について熱く語ってくださいました。阿里山林業鉄道は、標高差2400M以上もある高山列車で、日本統治時代に日本人がつくり、ヒノキを日本に輸出していたそうです。地元の人にも愛されており、戦後は観光鉄道として利用されています。世界遺産として相応しいものであるが、台湾は国連に加盟していないため、日本の協力が必要であると訴えておられました。台湾関係法と同じくハードルは極めて高いものですが、台湾が世界の表舞台に出るためにも、是非協力すべきだと思いました。何ができるか考えていきたいと思います。
次回は、議連のメンバーで阿里山林業鉄道を体験させて頂くお約束をしました!
いろいろな政党や団体が台湾との交流を深めています。ただ、美味しい物を食べ、お酒を飲んで、お土産を買って帰るだけの交流ではなく、幸福実現党は、「自由・民主・信仰」の理念を掲げ、日本と台湾の国交回復、日台同盟の樹立まで視野にいれているところが他の団体と一線を画すところですし、そこに感銘を受けてくださったと感じます。
私たち地方議員ではありますが、単に地元の交流を深めるのみならず、国の未来、アジアの平和を実現するために、これからも活動していきます。
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