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多治見市駅北で行われた「七ツ塚遺跡15次発掘調査」見学会に行ってきました。

2026/4/29

多治見市駅北で行われた「七ツ塚遺跡15次発掘調査」見学会に行ってきました。

多治見市議会議員の片山たつみです。

現在、多治見市本庁舎建設予定地では、発掘調査が行わています。この駅北庁舎エリアは「七ツ塚遺跡」と呼ばれ、今回の発掘は第15次となりました。

残念ながら歴史的な発見はありませんでしたが、縄文時代から明治時代まで全世代の遺跡が発見されました。

中には火縄銃の玉もあり、よくぞこんなものを見つけたと感心しました。

それでも、干ばつのための水路やこの地域は住居をたてるにはふさわしくない土地であったことなどが分かったようです。

多治見の歴史を感じる1時間となりました。発掘にかかわった皆さんのご努力に感謝します。

#多治見市 #七ツ塚遺跡 #多治見駅北発掘調査

ここからは、見学会のさいにいただいた資料をそのまま抜粋して掲載します。興味のある方はお読みください。

<七ツ塚遺跡の概要>

七ツ塚遺跡はJR多治見駅の北側、音羽町1~2丁目を中心に所在する縄文から近代に属する遺跡で、特に古代と中世を主体とする集落遺跡となっています。駅北土地区画整理事業に伴い、平成18年に存在が明らかになりました。試掘調査等の状況から、遺跡は5ヘクタール以上の面積と推定されます。

本遺跡は土岐川右岸の河岸段丘面に立地し、かつては低湿地で水田が広がる地域でしたが、戦後に市街化が急速に進み、住宅・店舗・駐車場などに利用されている場所が大部分となっています。一帯の標高は95m前後ですが、現在の生活面は厚い盛土により整地されたもので、かつての水田面はこれより1~2m低い高さにありました。なお、昭和30年代頃までは一帯の水田に直系3~4mの「塚」が7カ所存在したと言われ、一部は平成まで実在していました。「七ツ塚遺跡」の名称はこの塚の存在から採ったものです。

<これまでの調査の概要>

七ツ塚遺跡では、駅北土地区画整理事業に伴い平成18年度実施の第1次調査から14次調査にわたる発掘調査がされています。以下にこれまでの調査で発見された、古代から近代にかけての主な遺構を紹介します。

古代:(縄文時代)土坑群(1次)、溝状遺構(3次・5次)、竪穴状遺構(8次)

(弥生時代)竪穴住居跡(1次・2次・4次・8次・10次)、溝状遺構(1次・2次・4次)

(古墳時代)竪穴住居跡(3次・8次)、溝状構(6次・9次・12次・14次)

(奈良時代)竪穴住居跡(10次)、溝状遺構(3次・5次・10次)、土坑(13次)

中世:灌漑用水路(7次)、溝状遺構(12次)、大型土坑(3次)、木杭列(9次)

近世:溝状遺構(5次・7次・9次・14次)、畦畔(11次)

近代:溝状遺構(7次・9次・12次・14次)、畦畔(11次)

特に第7次調査で発見された中世の灌漑用水路は、無数の木杭が護岸目的で設置されるなど大規模な水路とて造られており、近世においても水不足に悩まされた一帯における中世の方策を示しています。また、明治期にした「虎渓用水」ルートの一部と合致性がえるなど興味深い発見となっています。

また、古代から近現代までの様々な遺物が多数出土しています。主な出土遺物としては、縄文時代の土器と弥生時代の土器、古墳時代~奈良時代の須恵器と土師器、平安時代の灰釉陶器、中世の山茶碗・古瀬戸・大祭品・中国磁器、木杭、近世~近現代の陶磁器類などがあります。

<15次調査の成果>

第15次発掘調査地点は、第10次調査地点と第14次調査地点の間に位置します。西側の第10次調査地点では古代の竪穴住居跡などの遺構が複数基発見されていますが、第15次調査地点では現在のところ古墳時代と近代の溝状遺構が僅かに2基発見されたのみです。遺構を検出した地面の観察から、住居を造るには適していなかったと土地と考えられます。第15次調査地点東側の第14次調査地点では、第15次調査地点同様に住居跡などは発見されておらず、古墳時代の溝状遺構とその上層から近世~近代の溝状遺構が確認されています。

第14・15次調査地点は堆積土層を含め一体性のある性格をしており、水路対策がされていた低湿地であったと推測されます。

遺構には恵まれていない第15次調査ですが、遺物は古代から近現代にわたる様々な時代のものが出土しています。僅かな小破片ですが縄文時代の土器と石・打製石斧といった石器類、弥生時代の土器、古墳時代の須恵器と土師器、平安時代の灰釉陶器、中世の山茶碗・古瀬戸・大窯製品、近世の陶器類、近現代の陶磁器類などです。また、中世の遺物として中国からの輸入品である青磁碗と白磁碗が出土しています。陶磁器類以外では、火縄銃の玉なども出土しています。出土遺物の中でも大半を占めるのは中世の山茶碗の前と小皿で、初期から末期までの山茶碗が確認されています。

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著者

片山 たつみ

片山 たつみ

選挙 多治見市議会議員選挙 (2023/04/23) [当選] 2,158 票
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肩書 多治見市議会議員
党派・会派 公明党
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