2023/3/20
本日宇治市令和5年予算特別委員会も総括質疑が終わり、予算案の採決もされましたが、ブログは部局別審査の4日目についてご報告します。
この日は、無園児の実態調査や、生活困窮世帯の児童に限定をせず、学習支援をもっと拡大することなども質疑・提言をしたのですが、ブログでご報告したいのは
・子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)のキャッチアップ接種は令和5年度も引き続き行われること
・9価ワクチンが令和5年4月から公費接種の対象となること
・昭和37年4月2日生~昭和54年4月1日生の男性が対象となる風しん抗体検査・予防接種のさらなる広報と周知について
です。
子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種については昨年4月のブログ「宇治市で子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス・HPV)ワクチンのキャッチアップ接種開始」でもご報告をしました通り、
・平成9年度生~平成17年度生で、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない女性が対象
・接種可能期間:令和4(2022)年4月~令和7(2025)年3月末までの3年間、公費で接種可能。
・未接種者には個別通知がされる
のですが、そのキャッチアップ接種がどれくらい進んでいるのか確認しました。
令和4年度は今まで子宮頚がワクチンを一度も受けていない6189人に個別通知がされ、令和5年2月末時点で511人、1127回の接種となっているとのことでした。
まだまだ周知・啓発が必要です。
また、令和5年4月からこれまでの2価、4価ワクチンに加え、より幅広いヒトパピローマウイルス(HPV)の遺伝子型に対応ができる9価ワクチンが認可され、公費接種できるようになりましたので、これについてもお知らせをします。
子宮頸がん、ヒトパピローマウイルス、9価ワクチンについては日本産婦人科学会のこちらのウェブサイトをご覧ください。
宇治市のHPVワクチンについてのお知らせはこちらをご覧ください。
成人男性(昭和37年4月2日生~昭和54年4月1日生)を対象とする、風しんの抗体検査・要望接種については、無料クーポン券がすでに送られているにもかかわらず、まだまだその必要性が広く知られていないのではないかと危惧しており、再度その意義の周知を宇治市に要望しました。
実際、宇治市でも対象者は約23,000人いますが、令和4年12月の時点では6325人しか検査をしておらず、厚生労働省が目標としている受験率は50%以上ですが、現時点での受験率は27.6%と低調です。
成人男性の風しん抗体検査・予防接種の必要性については政府広報のこちらのサイトがわかりやすいです。
新型コロナワクチンに関する様々な意見や情報が氾濫する中で、「ワクチン」というものをすべてまとめて警戒する、危ないものだと感じる雰囲気が醸成されているのではないかと、危惧しております。
必要なワクチンの接種については引き続きわたくしも政策提言、また周知に努めてまいります。
宇治市議会議員 角谷(かどや)陽平 公式サイトはこちら
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