2026/7/22
7月19日(日)14時〜15時30分、新空港線(蒲蒲線)の都市計画素案説明会@カムカム新蒲田に参加。17日(金)18時30分〜20時にも開催され、定員300名が満席だったそうです。19日(日)もほぼ席が埋まり、関心の高さが表れていました。
正式には、「#都市高速鉄道東急電鉄東急多摩川線及び都市高速鉄道新空港線都市計画素案説明会」。都市計画上は、従来の東急多摩川線から地下にできる蒲田駅までを「東急多摩川線」、地下にできた蒲田駅から京急蒲田駅近くの地下にできる #蒲田新駅(仮称)までを「新空港線」としています。
#新空港線(#蒲蒲線)は、平成28(2016)年4月の国の交通政策審議会答申第198号をもとに、#都市鉄道等利便増進法 の事業スキームにより、令和4(2022)年6月には事業費の #地方負担分の都区割合(都3:区7)が決まり、同年10月には整備主体となる第三セクター「#羽田エアポートライン株式会社」設立(営業主体は東急電鉄株式会社)、令和7(2025)年10月には利便増進法に基づく #速達性向上計画 が国土交通省の認可を受け、事業化されました。総事業費は約1,248億円、事業期間は令和7(2025)年10月〜令和24(2042)年3月。
その新空港線事業の都市計画素案が今回示されました。都市計画に位置付けられると #都市計画交付金 の対象となるため、重要なプロセスといえます。
都市計画素案を説明するスライド上映が30分ほどありました。素案で初めて具体的に示されたのは、下記のような点です。
一つは、#蒲田駅の構造。東急多摩川線は地下に入り、東急池上線は現在の2階に残ります。また、多摩川線が地下に入っても、車両基地は池上線の雪が谷大塚にあるため、車両を回送させる連絡線が2階で池上線に接続されることになります。ここまでは、従来も示されていました。
今回明らかになったのは、1階(地上)部分=東急高架下についてです。全ての車両を雪が谷大塚に回送させると運行に影響するためか、蒲田駅でいったん待避させておく「留置施設」が必要となるようで、これが1階(地上)部分に設置されることがわかりました。
もう一つは、#地下化される部分の工法。多摩川線の地下部分と地下の蒲田駅、地下の蒲田新駅(仮称)については、地表から地面を掘削し、箱型トンネルを構築後に埋め戻す「開削工法」。新空港線の鉄道部分については、円筒形の掘削機(シールドマシン)でトンネルを掘り進める「シールド工法」。
この工法の説明に関連して蒲田新駅(仮称)の断面図を見ると、シールドのみのところに車両が2列、箱型トンネルとシールドが重なるところに車両が1列描かれています。つまり、3両編成の各駅停車はプラットホームの手前側(蒲田駅寄り)に停まり、8両編成の速達車両(多摩川ー下丸子ー蒲田ー蒲田新駅に停車)はプラットフォームの奥に停まることがわかります。
スライド上映後、質疑応答が行われました。回答者は、①東京都都市整備局都市基盤部交通企画課長、②羽田エアポートライン株式会社(HAL)建設部課長、③東急電鉄株式会社鉄道事業本部工務部土木課長、④大田区鉄道・都市づくり部新空港線・沿線整備担当課長、⑤大田区鉄道・都市づくり部拠点整備第二担当課長。
会場では、ひっきりなしに手が上がりました。
やはり蒲田駅の構造、とりわけ、1階(地上)部分が明らかになったことで、東急高架下に店舗がある皆さんは、立ち退きがあるのか質問されていました。対象となる場合は、個別に相談するとの回答でした。
また、蒲田駅での池上線やJRへの乗り換えを少しでも不便にしないため、3両編成の各駅停車は従来通り、池上線に隣接する2階部分につなげてはどうかとの提案もありましたが、全ての車両とも地下の蒲田駅を経由して、蒲田新駅(仮称)まで行かせるとの回答でした。なお、地下の蒲田駅から池上線(2階)への乗り換えは3分、JR(1階)への乗り換えは5分との回答もありました(以上、全てHALが回答)。
他には、現在、約1,248億円とされている事業費が、今後、膨らんだ場合、どうなるのか、中止になることはないのか、との質問もありました。これは、資材費高騰や人手不足の中、私たちも区議会で問うてきたところと一致します。HALからはコスト縮減に努める、都からは定期的に再評価を受ける、区からは令和4(2022)年までの物価高騰見込みは反映しており、今後の再評価の機会を活用する、との回答でした。
また、都市計画交付金なども活用して、区の負担をゼロにすると区は説明しているが、都は約束しているのか、との質問もありました。都からは区負担ゼロの約束はないと回答する一方、区からは令和4(2022)年6月の都区合意事項6点の4番目で、本事業を都市計画交付金の対象にできるよう、都と区で調整を行うとしていると回答し、温度差を感じるものとなりました。
また、温度差ということでは、8両編成の電車が停車することになる下丸子駅がどうなるかとの質問に対して、HALからは地上延伸を計画していると回答したのに対し、区からは法指定の踏切改良の課題もあり立体交差も検討していると回答しました。チグハグな印象を感じた方々も多かったようです。
今後の流れとしては、都市計画案の作成と環境影響評価書案の作成(環境アセスメント)が並行して進んでいくことになりますが、#事業費が今後どの程度になるのか という点、#関係者間の回答の温度差 などに、モヤモヤした雰囲気が残ったことは否めません。
今回の説明会でのスライド、配布資料、また、ご意見・ご質問フォームは、下記の東京都のページにあります。ぜひご確認のうえ、ご意見・ご質問をお寄せください(↓)
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/kotsu_butsuryu/kotsuseisaku/kotsu_suishin/pamphlet
#チクメン #一所懸命 #とことん現場主義
#あなたと共に政策実現
#大田区議会議員 #庄嶋たかひろ #庄嶋孝広





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