2026/5/27
今日は一日、事務所を中心に活動しました。外に出て大きな会合を回る日もあれば、今日のように、事務所で一つひとつの案件を整理し、関係先と連絡を取り、次の段取りを組んでいく日もあります。
まず、千葉県フェーズフリー推進条例の制定に向けた準備を進めました。フェーズフリーとは、平時と災害時を分けず、日常で役立つものが災害時にも役立つように、社会の仕組みを整えていく考え方です。災害時のためだけに特別な備えを積み上げるのではなく、平時の暮らしや産業、地域社会を強くすることが、そのまま災害時の備えにもなる。「誰ひとり取り残さない防災」、そして「平時と災害時を分断しない強靱な千葉県」を目指し、引き続き取り組んでいきます。
午後は、七夕祭り実行委員会に参加しました。財政面の厳しさから、祭りのあり方も見直しが必要な時期に来ています。会議では、「不易流行」という言葉を使ってお話ししました。七夕祭りを支えてきた地域の誇り、人と人とのつながり、まちへの愛着は、変えてはならない大切な価値です。一方で、運営方法、資金の集め方、人の関わり方、事務局体制などは、時代に合わせて変えていく必要があります。祭りを続けるために、何を守り、何を変えるのか。その見極めが大切だと感じています。
また、旭市の海岸で増えているサーフィン大会についても、関係者との調整を進めました。サーフィンは、旭の海を活かした地域振興の大きな可能性を持っています。一方で、車の停め方やマナーの問題など、地域住民の皆さんの不安もあります。今後は、ルールやマナーを明確にし、住民、競技団体、行政が顔の見える関係をつくりながら、海岸という共有財産をどう活かしていくかを考えていく必要があります。
さらに、農業振興地域における土地利用の課題についても、県と市の双方に確認と検討をお願いしました。農地を守る制度は大切です。しかし、次世代が農業を継ごうとしているにもかかわらず、接道や農地転用の制約によって住環境の整備が進まず、結果として農業承継の妨げになる場合があります。制度の趣旨を守りながらも、地域の現実に即した運用ができないか。ここにも、現場に即した知恵が求められています。
今日を振り返ると、テーマは「地域の仕組みを、現実に合わせて更新する」ということだったように思います。防災も、祭りも、海岸利用も、農業承継も、ただ昔の形を守るだけでは続きません。しかし、守るべき価値まで失ってしまっては、地域の意味そのものが薄れてしまいます。守るべきものを守り、変えるべきものを変える。その積み重ねが、これからの地域づくりだと感じた一日でした。
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>高橋 秀典 (タカハシ ヒデノリ)>今日は一日、事務所を中心に活動しました。