2025/8/14
【修正案発端の議論を決議に】
先日中旬まで開催されていた定例会では、
前回投稿の通り森市長提案の予算に修正案を提出しました。
修正案は賛成少数で否決されましたが、
修正案での議論を受け、
桑原議員(たからづか真政会)、
泉議員(結志の会・たからづか改革の道)、
村松(日本維新の会宝塚市議団)が提案者となり、
『持続可能な福祉制度と財政規律の確立を求める決議』
を提案しました。
決議全文はこちらからご覧ください▶︎ x.gd/YjUlR
決議のポイントは2つあります。
・財政健全化の取り組みを加速させること
・障がい福祉基金のあり方や使途明確化の議論を透明化すること
です。
1点目の財政健全化の取り組みを加速させることについて。
地方自治体には、財政調整基金という家計でいうところの貯金をたくわえています。
災害や急激な経済ショックによって市の収入が落ち込んでしまった時などに活用されるもので、阪神淡路大震災以降に自治体の規模に合わせていくら貯める必要があるのか基準が設定されるようになりました。
宝塚市の基準額は、48.7億円です。
宝塚市は今年に入って市民の方から多額のご寄付をいただいたところですが、依然として厳しい財政状況であることは変わらず、毎年貯金を取り崩しながら1年間の予算を立てています。
何もしなければ近い将来この貯金としてたくわえているお金が底をつき、1年間の予算を立てられなくなると予想されています。
そのために市の事業を廃止する、再構築するなど見直しをして、貯金の基準額をキープしようとしていますが、どれくらいの期間取り組むのか、どの事業を見直すのかなど詳細は決まっていません。
貯金の基準額をキープするためには、最小でも7億円分の成果を出さなくてはいけません。
加えて、
・高齢化による社会補償費の増
・ごみ処理場や病院建替など大型事業が進行中
・老朽化した公共施設・インフラ更新
などにより、予想よりも市の財政状況が悪化する可能性もあります。
市の事業を見直す提案は、市民の皆様にとって耳の痛いことですが、取り組み期間が短ければ短いほど市民サービスへの影響は少なく済み、貯金が基準額を下回る期間も短く済みます(1つ目の画像をご覧ください)。
2つ目の障がい福祉基金のあり方や使途明確化の議論を透明化することについて。
前回までの投稿の通り、平成29年から年2億7000万円ずつ貯められてきた障がい福祉基金を14億4505万円貯めることができました。
これから、市長は障がい者の皆様、障がい者を支えているご家族や関係者の皆様の意見を聞きながら、貯めたお金をどのように活用していくかなどを決めていくことになります。
使い道をはっきりさせ、それらの議論をより多くの人の納得感が得られるように透明化することは、障がい者の方々が抱える困難について理解が深まることにも繋がると考えます。
財政健全化の取り組み、障がい福祉基金について決議で求めていることは、2つ目の画像をご覧ください。
決議の行方は、
田中議員(反対)
▼
村松(賛成:動画をご覧ください)
と討論があり、
残念ながら賛成少数で 《否決》 されました。
各議員の賛否態度は3つ目の画像をご覧ください。
決議の審査では、修正案と同じ議論を繰り返しているとの指摘もありましたが、
・修正案は障がい福祉基金への積立を留保するよう予算を見直す提案
・決議は財政健全化の推進や障がい福祉基金に関する議論を透明化し、それぞれの進捗共有を求める提案
で、中身は異なるものです。
決議を形にして、議会の意見として取り組み促進や進捗共有を求めることは叶いませんでしたが、市民の皆様にとって影響の大きい事柄であると考えています。
市長に対しては適宜情報共有を求め、皆様に状況をお知らせいたします。



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