2026/8/8
松戸の小動物の命とどう向き合うか〜動物愛護法改正の動きから〜
松戸市議会議員の岡本ゆうこです。
先日のブログでもお話しさせていただいた「動物愛護管理法(動愛法)」の改正や適正飼育の話題に関連し、ハムスターなどの小動物の不適正な飼育環境をめぐり、動物愛護管理法違反での検挙が報道されるという出来事がありました。
こうした報道を目にするたび、大きな胸の痛みを覚えます。
ハムスターやモルモット、鳥類などは自ら声を上げることも、環境を選ぶこともできない「地域社会で小さく弱い存在」です。どのような状況であれ、そうした弱い命が不適切に扱われることがあってはならないと痛感しています。
犬や猫の問題だけでなく、ハムスターやモルモット、鳥類といった「小動物」をめぐる飼育環境、そして多頭飼育崩壊の問題もまた、目につきにくいところで非常に深刻化しています。
◆法改正を「地域の現場」で活かすために
今年7月23日に開催された中央環境審議会動物愛護部会では、ウサギやハムスター等の小動物に関しても、飼育ケージの面積や衛生管理などの具体的な数値基準を盛り込む動愛法省令の改正案が了承されました。(2027年春の施行を目指して手続きが進められています。)
これまでは主に犬猫を中心に適正飼育の基準づくりが進められてきましたが、小動物に対しても法的な視点と責任がより明確に求められる時代へと確実に変化しています。
◆地域社会と「見えにくい不適正飼育」
小動物は「鳴き声が小さい」「室内で完結する」といった特徴から、不適切な飼育環境や多頭飼育崩壊が外部から発見されにくいという難しさがあります。
私自身、感じてきたのは、こうした動物の問題が、飼い主自身の孤立や生活困窮、あるいはメンタルヘルスの課題など、地域の福祉的な側面と深く結びついているケースが多いということです。
動物の命を守る取り組みは、単に「かわいそうだから」という情操面だけではなく、自治体が福祉部門や動物愛護行政(保健所等)、地域住民や専門家とどのように連携して早期発見・対応できるかという「地域の包括的なセーフティネット」の問題でもあります。
◆「命にやさしいまち」は、「人にやさしいまち」
すべての命にやさしい松戸市を目指すためには、「命を扱う責任」を一人ひとりが再認識するとともに、行政としても困りごとを抱える家庭や不適切な環境を早期に見逃さない仕組みづくりが必要です。
皆さんの身近で、「小動物の多頭飼育で困っている」「不衛生な環境で放置されているかも」といった気になる変化があれば、どうぞ一人で抱え込まず、岡本ゆうこまでお気軽にご相談ください。行政や必要な支援へと繋いでまいります。
【関連ブログ】
松戸市議・岡本ゆうこが学ぶ!朝日新聞・太田記者に聞く「高齢者とペット」と動物愛護法改正の最前線(2026.07.13)
https://go2senkyo.com/seijika/168209/posts/1437438

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