2026/8/11
こんにちは、亀山市議会議員の草川たくやです。
8月8日の夜、亀山公園の芝生広場に立っていました。櫓の上で三味線と和太鼓が鳴って、赤い採り物を持った輪がまわって、その上をスカイランタンが上がっていく。2026亀山市納涼大会。来場は主催者発表で約1万6000人でした。
去年、この祭りは中止でした。
昨年の大会は8月11日に予定されていましたが、荒天のため中止となりました。順延はありませんでした。
中止が決まった日、私のところには中高生から「なぜ中止なんですか」「予備日はないんですか」「延期じゃなくて中止なんですか」というメッセージが、SNSを通じて次々と届きました。一つ一つ返信しました。まあつらかった。
私は令和6年と令和7年、青年会議所を代表して納涼大会の実行委員会に加わっていました。来場者の安全を最優先にした苦渋の判断だったことは、内側にいたのでよく分かっています。それでも、楽しみにしていた子どもたちに説明できる材料が、私の手元には十分あったとは言えませんでした。
令和7年9月11日の一般質問で、予備日を設けられないかを市に尋ねました。
答弁はこうでした。
予備日は平成30年までは設定されていた。しかし会場設営費と会場警備費が2日分になること、出演者や出展者の日程を確保することが難しいことから、実行委員会の協議により令和元年から設けずに実施している。中止を受けて担当課が設営業者に確認したところ、予備日を設けた場合の費用負担は約2倍程度になるため、設定は現時点では非常に難しい——。
費用が約2倍になる。これは重い話です。すぐに納得はできませんが、事情は理解できます。
同時に市長は、
前日に開催を決定しながら当日に中止決定となったことなど反省点もあり、今後の納涼大会に生かしてほしい
とも述べています。ここは私も同じ考えで、実行委員としても取り組んできたことです。
そして今年も、8月8日の一日勝負でした。予備日はありません。晴れなければ、去年と同じことが起きる。
晴れました。
今年のテーマは3つの「灯」でした。灯おどりのボンボリ、竹あかり、そしてスカイランタン。竹に彫られた模様から光がこぼれる竹あかりが会場のあちこちに置かれ、フィナーレでは願いを書いたスカイランタンが夜空へ上がっていきました。

亀山音頭、亀山小唄、石水渓音頭、関ふれあい音頭。灯おどりは約70年、踊り継がれてきました。今年は灯おどり保存会の一員として、私もその輪の中にいました。納涼大会そのものは、明治末期から続く行事です。
もう一つ、お伝えしたいことがあります。
サブ会場の青少年研修センター1階で、eスポーツ体験会を企画・開催しました。"Just Dance"というゲームで「APT.」をみんなで踊る。画面のお手本に合わせて体を動かすだけなので、上手いも下手もありません(?)。初対面同士でも、笑いながら手が上がります。約700名が立ち寄ってくれました。

踊りの輪って、入るのに少し勇気がいります。踊れる人と、踊らない人。その間には、見えない段差があります。でも一度体を動かしてしまえば、外の輪に入るのはもう難しくない。
伝統を守るというのは、同じ形を同じまま続けることだけを意味しないと考えています。入口を増やすこと。入りにくかった人が半歩入れるようにすること。それも「守る」の一つの形だと思います。
この体験コーナーは一般社団法人亀山青年会議所の自主事業として実施され、運営を受託した亀山市eスポーツ協会の事務局長を私が務めています。外から評価する議員としてではなく、当事者の一人として書いています。
今年は晴れました。けれど、一日勝負という構造は何も変わっていません。
費用の問題で予備日が難しいのなら、次に考えるべきは当日の判断の精度と、その伝え方だと思います。開催するかどうかをいつ決めるのか。決めた内容を、どうやって、どれだけ早く市民に届けるのか。前日に開催を決めながら当日に中止となった去年の経緯を踏まえて、今年はどう改善されたのか。ここは大会の後に確かめたいと考えています。

納涼大会は単なるイベントではなく、亀山の伝統と市民の心をつなぐ、かけがえのない宝だと思っています。去年は見られなかった景色でした。この灯を、次の世代へつないでいきたい。
皆さんは今年、どこでこの灯を見ていましたか。ぜひご意見をお聞かせください。
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※本システムは安野貴博氏(参議院議員/AIエンジニア)が開発したdepth interviewのプログラムを元にしたプロトタイプの試験的な利用になります。有賀啓介氏(コンサルタント)のご支援で実施しています。
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