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しもの 六太 ブログ

僕が政治家として、そして元教師として伝えたい「生きる力」についての話。

2025/7/19

こんにちは!参議院議員の、しもの六太です。

今日は、私が教員だった頃からずっと考え続けている「教育」について、特に子どもたちの「生きる力」をどう育んでいけばいいのか、というテーマで少しお話ししてみたいと思います。

なんだか、少しでも子育てや教育に関わる方の気持ちが軽くなるような、そんなヒントが見つかれば嬉しいです。

今回の内容は、Podcastでもお話しているので、良かったら片手間にでも聴いてもらえると嬉しいです!

なんだか、今の子どもたちは元気がない?

最近、「不登校の子どもが過去最多になった」というニュースをよく見かけます。

私のところにも、保護者の方や先生方から、子どもたちに関する様々な相談が寄せられます。

もちろん、一人ひとりは元気いっぱいなのですが、社会全体として見ると、どこかエネルギーが内向きになっているような、そんな感じがすることはありませんか?

昔に比べて、子どもたちが少し「おとなしくなった」ように見えるのは、気のせいでしょうか。

「外で遊ばないから」だけが原因なのかな?

こういう話をすると、よく「最近の子は外で遊ばなくなったからだ」という声を聞きます。

確かに、ゲームやスマホが普及して、私たちの頃とは遊び方がガラッと変わったのは事実ですよね。

でも、「じゃあ、とにかく外で遊ばせれば解決するのか?」というと、そんなに単純な話でもない気がするんです。

「外で遊ぶこと」の本当の価値って、一体何だったんだろう?

今日はそこを、もう少しだけ深く掘り下げてみたいと思います。

遊びの中にあった「最強の学習サイクル」

私自身、子どもの頃は日が暮れるまで夢中で外を駆け回っていました。

田んぼで野球をしたり、夏になればクワガタを採りに行ったり。

今になって思うと、あれはただの遊びじゃなかったんだな、と感じます。

実は、あの何気ない遊びの中に、「PDCAサイクル」という、ビジネスの世界でも使われるような、ものすごい学習サイクルが隠されていたんです。

PDCAサイクルというのは、ものすごくざっくり言うと、「計画して(Plan) → やってみて(Do) → 振り返って(Check) → 改善する(Action)」という一連の流れのことです。

例えば、クワガタ採りもそうでした。

「明日の朝5時に、あのクヌギの木を狙ってみよう!」と計画しますよね(Plan)。

そして、実際に早起きして行ってみるわけです(Do)。

でも、行ってみたら「思ったより少なかったな…。もしかしたら、もっと早い時間の方がいいのかな?」と結果を分析します(Check)。

「よし、次は4時半に行ってみよう。あと、あっちの木も怪しいから見てみよう」と、次の作戦を立てます(Action)。

これって、すごいことだと思いませんか?

失敗しても、誰かに怒られるわけでもなく、自分で考えて、工夫して、また挑戦する。

この「小さな試行錯誤」の繰り返しが、知らず知らずのうちに「生きる力」――つまり、変化に対応する「しなやかさ」や、困難に立ち向かう「たくましさ」を育てていたんじゃないか、と私は考えています。

大事なのは「なぜだろう?」と考える力と、それを次に活かす力だったんですね。

「人格者」という共通の“ものさし”を持ってみる

とはいえ、今の時代の子どもたちに「昔みたいに田んぼで野球をしろ!」と言っても、なかなか難しいですよね。環境も違いますし、そもそも遊べる田んぼも少なくなりました。

では、学校という場で、子どもたちの「生きる力」を育むために何ができるんだろう?

そう考えたとき、私が教員時代に大切にしていた一つの試みがあります。

それは**「人格者になろう」**という目標を、生徒全員で共有することでした。

「人格者」って、なんだかすごく難しくて、堅苦しく聞こえますよね。

でも、これを「みんなが将来幸せに生きていくために、どんな人になるといいかな?」という、もっと身近な問いに置き換えて、みんなでワイワイ考えるんです。

そうすると、子どもたちからは「思いやりがある人!」「うそをつかない人!」「あきらめずに挑戦する人!」…本当にたくさんの素敵な意見が出てきます。

それを全部集めて、「よし、これが私たちの目指す『人格者』の姿だね!」と、みんなで約束するんです。

これがすごく大事な一手で、クラスや学年の中に「共通の“ものさいいくか?”と問いかけると、子ども自身が「あ、今の行動は違ったな」と自分で気づけるようになります。

いじめの問題も、根本はここに繋がっていると私は信じています。

「嫌なことをされたから、やり返す」のは、私たちが目指す「人格者」の姿ではない。

この共通認識が、教室という小さな社会の中にしっかりと根付いていれば、多くの悲しい問題は、そもそも発生しにくくなるのではないでしょうか。

というわけで

というわけで、今日は「生きる力」と「人格者」という、ちょっと壮大なテーマについてお話ししてみました。

「生きる力」の正体は、遊びの中で育まれた「自分で考えて、試して、改善する力」だったんじゃないか、というのが一つ。

そして、その力を学校という場で育むために、「人格者」という共通の目標(ものさし)を持つことが、すごく有効なんじゃないか、というのがもう一つの提案です。

これは「こうすべきだ」という明確な答えではありません。あくまで私の一つの考え方です。

でも、子どもたち一人ひとりが「自分は、どうありたいか」を考えるきっかけを持つこと。

そして、そのための共通の言葉を、周りの大人や友達と共有すること。

それだけで、教室の空気は、学校の雰囲気は、ガラッと変わる可能性があるんじゃないかなと、今でも強く信じています。


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著者

しもの 六太

しもの 六太

選挙 第27回参議院議員選挙 2025年 (2025/07/20)
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福岡選挙区 [当選] 320,391 票

肩書 参議院議員/元農林水産大臣政務官
党派・会派 公明党
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