2025/6/23
おはようございます、練馬区議会議員高橋しんごです。
【都議選・練馬区の結果を受けての所感と今後の自民党の進むべき道】
今回の東京都議会議員選挙において、練馬区では投票率が50%を超え、前回より約7%上昇しました。
これは、都政や地域の将来に対する区民の関心が高まった証左であり、民主主義にとって大変意義深い前進であると受け止めております。
しかしながら、選挙結果においては、練馬区で史上初となる「全7議席がすべて異なる政党で分け合う」という、極めて象徴的な結果となりました。
我が会派、自民党内で7位当選者を巡る数百票単位の大接戦は、まさに混戦の様相を呈しており、有権者の政治的選択がこれまで以上に分散している現実を物語っています。
とりわけ、我が会派としては極めて厳しい結果を突きつけられました。
前回より2万票、約30%の得票減という結果は、単なる一候補者の問題ではなく、党全体に対する信頼の揺らぎ、あるいは訴求力の低下を意味していると真摯に受け止めなければなりません。
一方で、都民ファーストが区内で最多得票を得たこと、また国民民主党、参政党、れいわ新選組といった比較的新しい政治勢力が躍進を遂げたことは、有権者が“変化”や“新しい声”を求めているという時代の空気を如実に表しています。
これは裏を返せば、私たち既成政党が、「地域の声にどう向き合い、どう応えようとしているのか」を問われているということにほかなりません。
自民党がこの練馬区で再び信頼を取り戻し、躍進するためには、地道に本質的な双方向の対話を積み重ねていくことが、信頼回復への一歩であります。現場の声に真正面から向き合う姿勢こそが、次の信任に繋がると考えます。
私たち自民党は、これまで日本の安定と発展を担ってきた政党としての責任を深く自覚し、今回の厳しい結果を糧として、謙虚に、しかし力強く立ち上がらなければなりません。
練馬から再び信頼される政党となるべく、区民の皆様とともに歩みを進めてまいります。
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