2026/1/26
子どもの頃、遠足の前日になると、
なんだか落ち着かなくなりませんでしたか。
プリントのどこかに書いてあった、あの一文。
「おやつは300円まで」
今もはっきり覚えている人、
きっと少なくないと思います。
実はこの「300円まで」というルール、
全国共通の決まりがあったわけではありません。
学校ごと、時代ごと、先生ごとに違っていて、
そんなローカルルールが存在していました。
理由はとてもシンプルで、
家庭ごとの差が出すぎないように、
そして準備しやすい金額だったからです。
当時の300円は、
チョコ、スナック、アメを組み合わせられる、
わりと「夢のある金額」でした。
でも今はどうでしょう。
お菓子の値段は上がり、
内容量は少しずつ減っています。
気づけば2〜3個で300円近くになることも、
珍しくありません。
同じ300円でも、体感はかなり違う。
ここに、今の暮らしや物価の変化が表れています。

遠足のおやつといえば、
もう一つ思い出すのが「ガムは禁止」というルール。
理由はだいたいこのあたりでした。
つまり、
ガムが悪いわけではなく、
遠足という場に合わなかったという判断。
今思うと、とても現実的なルールだったのかもしれません。
遠足のおやつで、
必ず話題になるのがバナナです。
バナナは、
学校ごとに答えが違い、
同じ市内でもルールが違った、という話もよく聞きます。
どうでもいいようで、
なぜか大人になっても忘れない。
それが、バナナ問題です。
「300円まで」
「ガムは禁止」
「バナナは別」
今見ると、
少し細かく感じるかもしれません。
でもその奥には、
そんな配慮がありました。
今の松山市は、
だからこそ、
昔のルールをそのままなぞるのではなく、
「なぜそうしていたのか」
「今ならどうするのがやさしいか」
そこを考えることが大切なんだと思います。
遠足のおやつは、
とても小さな話題です。
でもそこには、
暮らしの感覚や時代の空気が詰まっています。
何を選べたか。
どれだけ選べたか。
その背景に、
社会や経済が見えてくる。
おやつも、ルールも、くらしも。
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