2026/5/18
【南河内が変わる】
広域農道完成で河内長野の未来はどう動くのか
〜“ただの道路”では終わらない。物流・観光・防災・農業を変える南河内インフラ戦略〜
大阪府が進めてきた「南河内の農空間整備」。
その中核となる広域農道整備が、いよいよ来年3月に完成予定です。
しかし、このニュース。
実はまだ、多くの市民の皆様に“本当の意味”が伝わっていません。
「農道ができるんですよね?」
「農家向けの道路でしょ?」
そう思われる方も少なくありません。
ですが、現場を見ている立場から申し上げると、この整備は単なる“農道整備”ではありません。
河内長野市、そして南河内地域全体の未来を左右する“地域インフラの再設計”です。
今回は、大阪府議会議員として現場を見てきた視点から、
・なぜ今、広域農道整備が重要なのか
・完成によって河内長野市はどう変わるのか
・物流・観光・防災・農業への影響
・今後、行政と地域がやるべきこと
について、できるだけ分かりやすく整理していきます。
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「農道」と聞くと誤解される
まず最初にお伝えしたいのは、
“農道”という名前が、この事業の価値を過小評価させている
ということです。
今回の南河内の広域農道整備は、単に農家の皆様の利便性向上だけを目的にしたものではありません。
もちろん、
・農産物輸送の効率化
・農業経営の支援
・耕作放棄地対策
といった目的もあります。
しかし、実際にはそれ以上に、
「地域の人・モノ・経済をどう循環させるか」
という“地域戦略インフラ”としての意味合いが極めて大きいのです。
大阪府ホームページでも、南河内地域における農空間整備の一環として、広域農道の整備が進められてきました。
https://www.pref.osaka.lg.jp/o120170/minamikawachinm/m_index/k_iwawaki.html
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河内長野市は「行き止まり構造」の課題を抱えている
河内長野市は、豊かな大自然に恵まれている反面、地形的には「5つの谷」(川上谷・天見谷・加賀田谷・滝畑谷・天野谷)が並行し、それぞれの地区が山によって遮断されているという地勢的弱点がありました。
これまでは、隣の谷へ移動するだけでも、一度北側の市街地まで大きく迂回しなければならず、山間部同士の横のつながりが極めて希薄だったのです。
今回の広域農道「岩湧地区」は、この5つの谷を「横に一直線につなぐ」という、まさに河内長野の脊髄を通すような大手術です。
国道371号(清水)を起点に、唐久谷、加賀田を連絡し、府道河内長野かつらぎ線(日野)までをつなぐ、2つのトンネルと2つの橋梁を含む総幅員9m(車道7m、歩道2m)の立派な幹線道路が誕生します。
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