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なぜ「報われない」と感じるのか―生活保護を受けられずに死亡した日本人と安易に受けられる外国人

2026/4/18

最近、ほんこん氏の発言が大きな共感を集めました。
「日本人はこんなに苦しいのに、なぜ報われないのか」
この問いに、多くの人がうなずいたはずです。

正直に言えば、この感覚は“間違っていない”。
少なくとも、そう感じてしまう現実がある。


月7万円で生きていけるのかという現実

厚生労働省のデータでは、国民年金の満額は月7万円台です。
数字だけ見れば「制度はある」と言えるでしょう。

しかし、ここで一度立ち止まって考えてほしい。

家賃、光熱費、食費。
物価は上がり続けている。

この中で、月7万円台で生活する。
それがどれだけ厳しいかは、数字ではなく“実感”で分かるはずです。

だからこそ、多くの人がこう思う。
「真面目に生きてきたのに、なぜこんなに苦しいのか」と。

 


「外国人優遇」という言葉が刺さる理由

制度上、外国人が特別に優遇されているわけではありません。
生活保護の割合も全体の数%に過ぎない。

それでも、この言葉が広がるのはなぜか。

理由は単純です。

自分が苦しいとき、人は“誰かが得をしている”と感じた瞬間に、強い不公平感を抱く。

これは理屈ではなく、人間の本能に近いものです。

そしてもう一つ。
行政への不信です。


本当に見なければならない問題

2022年のシングルマザーの事件。
助けを求めても、制度に届かなかった。

この出来事が突きつけたのは、
「制度があるかどうか」ではなく、
「制度が機能しているかどうか」です。

ここに不信が生まれると、人はこう感じます。

「守られる人と、守られない人がいるのではないか」と。

この疑念が、「外国人優遇」という言葉と結びついたとき、
不満は一気に拡大します。


必要なのは“感情の否定”ではない

これまでの議論は、多くがこうでした。

「それは誤解だ」
「データを見ろ」

しかし、それでは人は納得しません。

なぜなら、苦しさはデータではなく実感の中にあるからです。

必要なのは、感情を否定することではない。
その感情が生まれた理由に向き合うことです。


政治が取り戻すべきもの

今、日本に必要なのは「正しいかどうか」だけの政治ではありません。

「納得できるかどうか」の政治です。

・低年金でも安心できる仕組み
・本当に困った人が確実に救われる運用
・誰が見ても公平だと感じられる透明性

これらが揃って初めて、人は安心します。


問題は“優遇”ではなく“信頼”だ

「外国人が優遇されているのか」という議論の前に、考えるべきことがあります。

それは、
なぜ日本人がここまで不安と不満を抱えているのか。

この問いに答えない限り、
どれだけデータを並べても、社会の分断は止まりません。

政治の役割は、
正しさを押し付けることではなく、
人々が「これなら納得できる」と思える社会をつくることです。

その原点に、もう一度立ち戻るべき時ではないでしょうか。

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おおさか 佳巨

おおさか 佳巨

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郡山市

肩書 土木技術者・元国務大臣秘書
党派・会派 無所属
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