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「客観」の名の下に隠れるもの―ワクチン問題と信頼の崩壊

2026/4/18

 

一般社団法人ワクチン問題研究会が主催した会見では、副反応疑い報告約6万7000件、重篤9325件、死亡2302件という数字、さらに救済制度での死亡認定1069件という現実が提示されました。

これに対し、厚生労働省は「当時は必要な判断だった」「因果関係は評価済み」と説明するだけでした。案の定です。

しかし、ここで一つ問いたい。
その「評価」や「客観性」とは、一体誰が、どのような基準で決めているのか。

よく「これは科学的に客観だ」という言葉が使われます。

スピリチュアルの世界でもその文言を使います。しかし科学的説明はありません。

実際には、何をデータとして採用し、どの基準で因果関係を認めるかを決めているのは人間であり、その判断自体が主観から完全に自由であることはあり得ないのです。

つまり、「客観」とは絶対的なものではなく、
人間の主観によって“客観とみなされたもの”に過ぎない。

この前提に立てば、今回の問題の見え方は大きく変わる。

副反応「疑い」は因果関係が不明だから軽視してよいのか。
救済制度で認定された死亡は、どの程度の重みで受け止めるべきなのか。
そして、約2億4415万回分・約6653億円という巨額のワクチン廃棄は、本当に「やむを得ない」と言い切れるんでしょうか。

これらすべては、「客観的に決まっている」のではなく、
ある判断基準のもとでそう整理されているだけです。

だからこそ問題は、「正しいか間違っているか」ではありません。
その判断プロセスがどれだけ透明で、検証可能なのかにあります。

過去、日本は薬害エイズ事件や水俣病についても、近年は統計不正など、後になって問題が明らかになるケースを経験してきました。

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そのたびに、「当時は問題ないとされていた」という説明が繰り返されてきました。しかし、時期がくると謝罪をせざるをえなくなる、そんなことの繰り返しをしてきています。

今回も同じ構図ではないと、誰が断言できるのか。

重要なのは、政府を信じるか疑うかではない。
主観で「客観」が決められている以上、
その過程を徹底的に開示させ、誰もが検証できる状態にすることです。

信頼とは、「問題がない」と言い張ることで生まれるものではない。
疑問に対し、逃げずに説明し続けることでしか築かれない。

今、日本に問われているのはまさにそこではないですか?

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おおさか 佳巨

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肩書 土木技術者・元国務大臣秘書
党派・会派 無所属
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