2026/1/9

今回の記事に寄せられたコメントを読んで、強く感じたことがあります。
それは、福島県民の多くが現知事をめぐって、評価と諦念のあいだで揺れているという現実です。
まず、一定数の県民が共有しているのはこの認識だ。
東日本大震災後の非常事態において、県政を「安定して」担った
この評価は軽く扱うべきではないでしょう。
原発事故という国家的危機の直後、福島県知事に求められたのは、英雄的パフォーマンスではなく、国の制度を理解し、復興スキームを止めずに回す能力だった、という見方も理解できます。
「国に物申す知事」よりも
「国の方針を呑み込み、実務を前に進める知事」
その役割を、現知事は確かに果たしてきた――
そう考える県民がいることは、民意の一部として尊重されるべきでしょう。
一方で、コメントの中でより多く、より強く表れているのは、次の感情です。
実績が見えない
国に対してはっきり物を言わない
無難にやり過ごしているだけではないか
対抗馬がいないから当選しているだけでは?
この「物足りなさ」は、単なる批判ではない。
「このままでいいのか」という県民の疲労感に近い。

佐藤栄佐久知事時代を知っている方々は、モノなりなさをかんじるものではないでしょうか。佐藤栄佐久元知事は国に物申すタイプでしたから。
特に印象的なのは、
毎回、碌な対立候補がいない
白票を入れるしかなかった
という声だ。
これは現職への支持というより、選択肢の欠如への失望です。

コメント群を通読して、避けて通れないのが、佐藤栄佐久・元知事の存在です。
国策に異を唱えた
原発に真正面から向き合った
そして「消された」のではないか、という記憶

これは陰謀論として片付けてよい話ではありません。
多くの県民にとって、
国策に逆らったら、どうなるのか
を身体的に刻み込んだ出来事だったからです。

この記憶があるからこそ、
官僚出身で中央と波風を立てない現知事
「物申さない」姿勢
に、安心と同時に、諦めを見てしまう福島県民がたくさんいます。
「そろそろ知事を変えてほしい」
「新しい風を」
という声を多く聞きます。
だが同時に、候補者名が挙がるたびに、
再エネ推進で電気代が上がるのでは
立憲民主党では不安
本当に県民生活を見ているのか
結局、誰が知事になっても、県議会が裏で操っている奴がいるだろう!
といった不信も噴き出しています。
つまり福島県民は、
強い知事は欲しい
しかし、中央の代理人でも、イデオロギーの代弁者でも困る
という、極めて難しい地点に立っています。

今回のコメント群が示しているのは、
単なる「内堀知事是非論」ではない。
●国と県の力関係
●原発事故という未清算の過去
●選挙に競争が生まれない構造
●県民が政治に期待することを諦めてきた年月
そのすべてが、ここに凝縮されています。
「安定」を選び続けた結果、
「挑戦」を語る言葉が見えなくなったと言えましょう。
それが、今の福島県政をめぐる空気ではないでしょうか。
現知事を評価する声も、批判する声も、
根底にあるのは同じ問いです。
福島県は、このままでいいのか。
国の顔色をうかがい続ける県政なのか。
それとも、対立ではなく自立を目指す県政なのか。
その選択肢を、県民が本気で選べる選挙が、
果たして次は用意されるのか。

今回のコメント欄は、
その「用意されていない現実」への、静かな怒りの集積だったように思いました。
あなたの1票が、弱者を守るか、権力を肥大させるか。
見た目じゃなく、中身で選べ。
福島県の皆さん、一緒に声を上げませんか?
✍️ 大坂佳巨(おおさか よしきよ)
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フリーランスや個人事業主として働く中で、
「社会保障がこの働き方に合っていない」と感じたことはありませんか。
現在、雇用でも自己責任でもない“中間的な支え方”について考えるため、
社会保障や働き方に関する意見・関心の確認を行っています。
雇用や加入を募集するものではありません。
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