2025/7/23

2025年1月22日、郡山駅前で、ひとつの若い命が奪われました。
その日、郡山市内の大学を受験するため、遠く大阪から訪れていた19歳の女性が、飲酒運転の車にはねられ、亡くなりました。運転していたのは郡山市在住の会社員の男。酒を飲んでいたうえ、赤信号を無視し、時速70キロというスピードで交差点に突っ込んだ末の惨劇でした。
あれから半年。2025年7月22日を迎えました。
事故後に設けられた献花台はすでに撤去されましたが、あの日の衝撃を忘れられない方も多いのではないでしょうか。亡くなった女性のご家族、友人、そして彼女とすれ違ったかもしれない郡山市民にとって、この事故は「他人事」ではなかったはずです。

福島県警の発表によると、2025年に県内で発生した飲酒運転による人身事故は23件。件数は前年と同じ水準ですが、死亡事故は5件増加しています。
つい先日、7月22日にもいわき市で、酒に酔った状態で軽自動車を運転していた男が逮捕されました。警察による啓発活動や検問が行われているにも関わらず、「自分は大丈夫」「捕まらなければいい」といった安易な意識が根強く残っている現実があります。
郡山は、福島県の中心都市として、多くの受験生、観光客、ビジネス客が訪れる場所です。特に駅前は、地元の高校生や大学生にとっても日常の通学・通勤経路であり、人生の節目を迎える若者たちの「出発点」とも言える場所です。
その駅前で起きたこの事件は、「飲酒運転の罰則の強化」だけでなく、「抜き打ち検問の徹底」や「繁華街・裏道での警戒強化」など、より具体的な対策が求められていることを私たちに突きつけています。
また、地元住民一人ひとりが、飲酒運転を「見て見ぬふりしない」意識を持つことも、再発防止につながると信じています。
あの夜、亡くなられた受験生の方は、大学受験という人生の節目に臨む真剣な思いを胸に、郡山へやってきたはずです。夢を抱いて、未来へ向かって歩んでいたその矢先、理不尽にも命を奪われました。
彼女が生きていれば、どんな未来が待っていたのでしょうか。
彼女がいたかもしれない講義室、職場、人生の軌跡を思うとき、私たちは何を感じるべきでしょうか。
その問いを、今日だけは立ち止まって、胸に刻んでみてください。
「飲酒運転は殺人と変わらない」
この言葉を、単なるスローガンではなく、現実として受け止める社会をつくること。
それが、郡山市に住む私たち一人ひとりの責任であり、亡くなった方へのせめてもの祈りだと思います。
どうか、同じ悲劇を二度と繰り返さないために。
今日もまた、郡山のどこかで、大切な誰かが無事に帰れる夜でありますように。
この事件を報じたYahoo!ニュースのコメント欄には、事故から半年が経った今でも、怒りと悲しみ、そして無力感が入り混じった声が寄せられています。その一部をご紹介しながら、市民感情のリアルを振り返ります。
「繁華街や裏道での抜き打ち検問をもっとやるべき」
啓発活動だけでは飲酒運転の根絶は難しいという現実的な意見。具体的な対策を求める声は非常に多く、警察や自治体に対する期待といら立ちが見て取れます。
「あれからもう半年。忘れることができない」
県民としての自戒や悔しさをにじませた声も見られました。この事件を“個人の過失”としてではなく、“地域の問題”として受け止めている方も少なくありません。
「酒飲んでも大丈夫、捕まらなきゃいいと思ってる人がいる」
実際に加害者が抱いていた可能性のある“軽視した意識”を危惧するコメント。こうした無責任な考え方が、今なお社会に存在していることが、多くの人にとって恐怖であり、怒りの対象となっています。
「この事件を受けて、郡山に行くのは控えることにしました」
地域全体の信頼に関わる事案であることを示す、厳しい意見も寄せられました。郡山が「安全でない」「若者が安心して歩けない街」と見られることは、地域にとって深刻な課題です。
「酒に罪はないなんて言わせない」「夏祭りの酒販売にも疑問」
「酒・タバコ・薬物、全部なくせ!」
飲酒運転だけでなく、酒文化そのものへの疑問を投げかける声も目立ちました。祭りや花火大会などの公共イベントでの飲酒提供に対する見直しを求める意見も増えています。
これらのコメントはすべて、「このままではいけない」という、市民の切実な声にほかなりません。私たちが一人ひとり、その声にどう向き合うかが、今後の郡山市の未来を左右するのだと思います。
以下に、郡山市飲酒運転防止条例(案)を作成いたしました。地方自治体での条例として実効性を持たせるため、現行法との整合性(道路交通法、刑法、アルコール健康障害対策基本法など)を考慮しつつ、郡山市独自の取り組みも盛り込んでいます。
(目的)
第1条
この条例は、飲酒運転を根絶し、市民の生命と身体を守るとともに、安全で安心なまちづくりを推進することを目的とする。
(定義)
第2条
この条例において「飲酒運転」とは、道路交通法第65条に違反する行為をいう。
また、「運転者等」とは、車両等の運転者、その同乗者、酒類提供者、車両の貸与者等を含む。
(市の責務)
第3条
市は、飲酒運転の根絶を図るため、以下の施策を講ずるものとする。
(市民の責務)
第4条
市民は、飲酒運転が重大な社会問題であることを認識し、これを行わず、また他人にさせないよう努めなければならない。
(事業者の責務)
第5条
飲食業者その他の酒類を取り扱う事業者は、運転者への酒類提供を拒否するよう努めるとともに、注意喚起ポスターの掲示、市による研修等に協力しなければならない。
(酒類提供店への協力要請)
第6条
市は、飲酒運転の防止に協力する店舗を「飲酒運転防止協力店」として登録・認定し、その情報を市民に広報する。
(違反事業者に対する措置)
第7条
第5条に違反し、運転者への過剰な酒類提供等により飲酒運転を誘発したと認められる事業者に対しては、指導・助言・勧告を行うことができる。
(再発防止教育)
第8条
飲酒運転により交通事故を引き起こした者に対して、市は反省を促し再発防止を図るため、講習・ボランティア活動・遺族との対話などを含む再教育プログラムへの参加を求めることができる。
(通報と情報の共有)
第9条
市は、飲酒運転の恐れがある行為に関する市民からの通報を受け付ける体制を整備し、警察等の関係機関と連携して対応するものとする。
(追悼・啓発活動の支援)
第10条
市は、飲酒運転被害者を追悼する市民活動、啓発イベント、記録展示などを支援し、記憶の風化を防ぐための継続的な広報活動を行う。
(施行期日)
第11条
この条例は、公布の日から起算して3ヶ月を経過した日から施行する。
(条例の見直し)
第12条
市は、本条例の施行状況および社会状況を踏まえ、必要に応じて条例の見直しを行うものとする。
参考資料
以上、郡山市長若しくは郡山市議会からの議案提出を望みます。
個人献金のお願い おおさか佳巨(よしきよ)
https://forms.gle/E9Nu5CcK5ULFyE6s7
非公開型のプライベートなご意見はこちらまで
https://forms.gle/2vL8TqypH2J5fU5t8
●大坂 佳巨(おおさか よしきよ)
元・拉致問題担当大臣秘書。土木技術者。
郡山市を拠点に、「共感・調和・つながり」の政治を推進中。
地域通貨、減価通貨、武道精神などを軸に、郡山から“風土型経済”を構想中。
2016年 参議院議員荒井広幸秘書
2025年 郡山市長選挙 立候補者


YouTube 大坂佳巨 減価する地域通貨と食料・エネルギー自給活動
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