2025/9/8
昨日夕刻に石破総裁が記者会見を行い、自ら辞任を表明されました。
私は、医療・介護・福祉の現場が危機的な状況にあるにも関わらず補正予算を組むための国会が開催される環境が整わないこと、加えて自民党内でも要望を受ける機能が不全に陥ったこと自体が与党として異常であることから、総裁選前倒しは国民生活を守るためには必要だと判断したものの、尊厳あるご判断を願っていました。
トランプ関税のタイミングなど私達には分からない総裁の深い苦悩があったことだとお察し申し上げます。また着任以来、骨太の医療や介護の財政フレームの見直しや高額医療費の見直し、公定価格分野の賃上げ、地方創生へのリーダーシップ、万博への御支援と御声援等、私の関連分野でも御尽力を賜わりました。
私達は国民政党です。常に国民の方を見て政治を行わなけば、戦争で亡くなった方々や戦後の日本の復興や発展を築き上げた方々、また将来を担うこども達にとても顔向けができません。
また、社会保障は常に負担と給付の議論にさらされます。国民にむけて透明性のある議論を行い、立場の違うもの同志がファクトに基づく納得感がある議論を行うことが肝要です。その際に既に経営難と成り手不足が深刻な影を落としており、地域の医療・介護提供体制は、永田町や霞ヶ関で考えるほど余力がないことを肝に命じなければ誤った議論になりがちです。
健康寿命延伸と医療費適正化については、どちらか片方だけでなくセットで議論をし、国民一人一人や事業者が社会を維持する為にできる努力についても正面から議論していくことが求められます。
安定した社会作りには、見通しが立つ社会保障の制度設計が何より必要です。我が国の社会保障制度は多くの人々の生活を支えています。政局のその場しのぎの議論ではない本質的な議論が何より必要な時期になりました。
どなたが自民党総裁になっても茨の道です。正解もありません。果敢に課題に挑戦し続ける以外に道はありません。我が国の古い制度は道筋を示して、対話のうちに変えていきましょう。
すべての子供達に教育と福祉と栄養と温もりを。若者に夢と希望と生きがいと勇気を。現役世代には賃上げと生活の納得感を。全ての世代に安心感を。目の前の家族や地域社会の絆を大切にする当たり前を取り戻して参りましょう。
国を守る内政と外交は両輪です。今一度、世界にある根深い貧困や不平等や地球環境においても、日本が世界にできる貢献について真剣に考えていきましょう。
落ち着いて見渡せば、日本は十二分に素晴らしい社会で、まだまだ可能性の塊です。これからも自民党が責任政党であるように私の立場からも頑張ります。
令和7年9月8日
自見はなこ
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>自見 はなこ (ジミ ハナコ)>【石破総理 退陣表明に際して】