岡本 のぶじ ブログ
兵庫・猪名川町【いながわの木喰学 第46回/いながわ元気】
2026/9/15
9/15 猪名川木喰会は、木喰仏の調査・研究を中心に据えながら、町内の文化財にも目を向け、地域の隠れた宝をていねいに掘り起こしてきました。背景には、初代会長・乾俵吉先生が文化財審議委員として猪名川町の文化財行政を支えてこられた経験があります。

肝川の国指定重要文化財・戸隠神社本殿から、柏原の天然記念物ヒダリマキガヤ、さらには鎌倉の摩崖仏のような未指定のものまで――町内を歩き、見つけ、記録し、未来へ手渡す営みが、猪名川の文化財地図を豊かにしてきました。
原・了秀庵の「三十三番作り替え数え歌版木」もその一つ。「三ツとせ、見るほど綺麗な娘粉河寺…」といった当時の暮らしが刻まれ、通信『すまいる』にも記録されています。数え歌に登場する「惚れ薬」は“いもりの黒焼き”か“お金”か――そんな小さな謎も会員の好奇心を刺激してきました。
先日紹介した柏原の「ゆるり庵」近くの八坂神社には、1370年、僧・浄蓮の三十三回忌供養のために造られた町最古の石造物とされる水盤があります。焼石で水を温め蒸し風呂に使ったという伝承も残り、西光寺跡の阿・吽の梵字板碑(=写真)とともに、中世の神仏習合の歴史を今に伝える貴重な文化遺産です。
幅広い活動が学ぶ楽しさを生み、会が長く続いてきた理由なのだと思います。文化財を守り、地域の心を未来へつなぐ営みを、これからも地域とともに進めてまいります
著者
| 選挙 |
猪名川町長選挙 (2025/07/20) [当選] 5,079 票
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| 選挙区 |
猪名川町
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| 肩書 |
猪名川町 町長 |
| 党派・会派 |
無所属
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| その他 |
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