2026/6/24
【長野県議会6月定例会 ―「人権尊重の社会づくり条例案」が審議中】
今回の6月県議会定例会に、県から新しい条例案が提出されました。
そのひとつが「長野県人権尊重の社会づくり条例案」です。
■ なぜ今、この条例なのか
県の人権政策の土台となってきた基本方針は、平成22年の策定から16年。この間に情報化・国際化が進み、インターネット上の誹謗中傷やヘイトスピーチ、災害や感染症など緊急時の人権課題と、私たちを取り巻く状況は大きく変わりました。こうした新しい時代の課題に対応するための条例です。
■ 特に注目している「ネット上の誹謗中傷」への対策
SNSやネット上の心ない書き込みで深く傷つき、時に取り返しのつかない事態に至る ― この被害は、もはや誰にとっても他人事ではありません。今回の条例案には、次のような仕組みが盛り込まれています。
・誹謗中傷、いじめ、プライバシーの侵害、アウティングなど、他人の権利利益を侵害する行為を禁止(インターネット上で行われるものを含む)
・専門家で構成する「長野県人権オンブズパーソン」を新たに設置し、被害を受けた方からの相談・救済申立てを受け付け
・オンブズパーソンが調査のうえ知事に勧告し、知事が加害者へ是正を要請。ネット上の誹謗中傷については、知事から事業者(プラットフォーム運営者等)への削除要請も行える
相談から救済までの体制を県として整える点が、これまでにない大きな一歩だと受け止めています。 (オンブズパーソンとネット誹謗中傷への対応に関する規定は、令和9年4月1日からの施行が予定されています。)
■ 誰もが、かけがえのない一人の個人として尊重される長野県へ。 一方で、表現の自由とのバランスや、相談・救済体制が本当に機能するかどうかも、しっかり見極めなければなりません。ご意見・ご感想をぜひお聞かせください。
#松本市 #長野県議 #青木たかし






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