2026/8/5
昨日10時から金沢市役所前において、熊本県八代市への災害派遣出発式が行われました。
今回の派遣では、金沢市が保有するトイレカー2台と災害支援車両1台、そして職員6名が現地へ向かいます。
派遣期間中は、被災者が安心して利用できるトイレ環境の提供に加え、避難所の状況や今後の支援に必要な情報収集も行われます。
能登半島地震では、災害関連死を含め750人もの尊い命が失われました。
避難生活では食料や飲料水の確保だけでなく、衛生環境を維持することが健康を守るうえで極めて重要です。
特にトイレ環境の悪化は、感染症やエコノミークラス症候群の要因にもなることから、災害時のトイレ確保は重要な支援の一つです。
出発式では、村山卓市長から派遣職員に対し、「被災者の気持ちに寄り添い、金沢市を代表して活動してきてほしい」と激励の言葉が送られました。
私も出発式に参加し、実際に2台のトイレカーを見学しました。
1台は一般仕様、もう1台は車椅子利用者などにも対応したハンディキャップ仕様となっており、それぞれ用途に応じた設備が備えられています。
両車両とも、温水洗浄便座や手洗い設備、換気装置を完備し、天井には太陽光パネルが設置され、災害時でも非常用電源を確保できる仕様となっています。
また、ハンディキャップ仕様車にはエアコンも設置されており、厳しい暑さや寒さの中でも、誰もが安心して快適に利用できる空間となっていました。
さらに、70リットルの清水タンク、250リットルの汚水タンク、給排水設備、バッテリーなどを搭載し、ライフラインが途絶えた状況でも衛生的なトイレ環境を維持できるよう工夫されています。
災害時における「命と健康を守るインフラ」として、大きな役割を果たすことを実感しました。
災害はいつ、どこで発生するかわかりません。能登半島地震で得た経験や教訓を生かし、金沢市の災害対応力が被災地の復旧・復興に役立つことを心より願っています。
派遣される職員の皆様には、健康と安全に十分留意され、被災者に寄り添った活動を行っていただき、無事に任務を終えて帰ってこられることを心からお祈りいたします。
今回の派遣にトイレカーが間に合いましたが、トイレカーが納車されたのが実は7月の末でありました。
金沢市のトイレカーが全国各地の災害支援で活躍することは、平時からの防災への備えの大切さを改めて考える機会にもなりました。
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