2026/5/4
こんにちは、山口だいすけです。
対戦型選挙カードバトル
「推し勝つのススメ」。
今回は、スターターデッキ4タイプの中でも、
一番「わかる人には刺さる」タイプかもしれません。
「軍師タイプ」
ひと言で表すなら――
知略で流れを読み、勝ち筋をつくる。
真正面から殴り合うのではなく、
相手の動きを見て、
場の流れを読み、
一手先、二手先を考えて勝ちにいく。
そして、このデッキのイメージの土台に置いたのが、
『キングダム』の李牧(りぼく) です。

以前から、スターターデッキを4タイプに分ける時、
それぞれに“性格”を持たせたいと考えていました。
その中で軍師タイプは、
かなり早い段階から明確でした。
李牧って、
ただ頭がいいだけのキャラじゃないんですよね。
この感じ。
真正面の火力ではなく、
“勝ち筋を設計する力” で勝つ。
それが、この軍師タイプの核です。
王道タイプは、堅実に積み上げる。
猛将タイプは、勢いで押し切る。
じゃあ軍師タイプは何か。
それは、
「勝てる場を先につくる」 デッキです。
今回の紹介カードにも書いた通り、
テーマは
知略で流れを読み、勝ち筋をつくる戦略型
です。
このデッキは、
単純に高火力をぶつけるデッキではありません。
むしろ、
この判断で強さが決まる。
だから、
上級者向け にしています。
軍師タイプの難易度は
★★★☆(上級者向け)。
なぜ高いのか。
それは、
このデッキが
「カード単体の強さ」より「順番」と「読み」で強くなる
からです。
同じ16枚でも、
この“差”が大きい。
だから難しい。
でも、だからこそ、
使いこなせた時の快感が大きい。
これはまさに李牧です。
今回の軍師タイプは、
活動8枚+その他8枚 の構成です。
ここが、前の2タイプと大きく違います。
バズ(2枚)
妨害(5枚)
防御(1枚)
この構成、
かなり“軍師”です。
王道と猛将は、活動10枚でした。
でも軍師タイプは、
あえて 活動8枚 にしています。
これは、
このデッキが
「活動をたくさん出すデッキ」ではなく、「必要な活動を通すデッキ」
だからです。
つまり、
この考え方。
李牧って、
無意味な突撃をしないんですよね。
必要な場所で、必要な手を打つ。
だからこそ強い。
軍師タイプの活動枚数を減らしたのは、
その思想をそのまま入れたからです。
このデッキで面白いのが、
A-01 通学路の見守り ×2 です。
一見、地味です。
しかも軍師タイプなのに、なぜこれを厚くするのか。
理由は明確です。
軍師タイプって、
妨害が多いからこそ、
“ちゃんと表でもやっている” が必要なんです。
ただ裏で仕掛けるだけだと、
自分の票が伸びない。
そして、見た目の説得力もない。
だから、
最低限の地道な活動は切らさない。
これがすごく大事。
つまりこの2枚は、
軍師タイプにおける
“表の顔” なんです。
A-02 地域のゴミ拾い
これは、軍師タイプと相性が抜群です。
なぜなら、
このカードは単に+1票ではない。
山札の上から2枚見て、1枚を手札に加え、もう1枚を山札に戻す。
つまり、
情報を取りに行くカード です。
現場に出ることで、
票だけじゃなく、
次の一手が見える。
これ、完全に李牧の感覚です。
だから軍師タイプには、
絶対に入れたかった1枚でした。
軍師タイプの活動カードは、
どれも「その場の爆発力」より、
布石としての価値 を重視しています。
これらは全部、
軍師タイプでは「今の1票」だけで見るカードではありません。
つまり、
先に置いておく一手 なんです。
ここが、猛将タイプとの決定的な違いです。
このデッキの特徴が一番出ているのが、
妨害5枚 です。
ここ、かなり気に入っています。
なぜなら、
この構成は
「相手をただ殴る」ためじゃない からです。
つまり、
相手の“理想の流れ”を壊す ための妨害なんです。
李牧って、
ただ強い一撃で勝つというより、
相手が一番強い形を作れないようにして勝つ。
軍師タイプも、まさにそれです。
今回の魂の1枚は、
S-05 公選法チェック!
ここ、めちゃくちゃ好きです。
普通なら、
もっと派手なカードを魂の1枚にしそうですよね。
でも、軍師タイプは違う。
このデッキの象徴は、
火力じゃない。
“相手の勢いを止める一手” です。
そして決め台詞は、
ルールは全員のためにある。
だからこそ、
違反は見逃しません!
これ、かなり李牧っぽいと思っています。
冷静。
理詰め。
正論。
でも、ちゃんと刺さる。
軍師タイプの美しさって、
こういうところにあるんです。
防御は D-01 スルースキル 1枚だけ。
これもかなり軍師らしい。
一見、防御が多そうなイメージなのに、
あえて1枚。
なぜか。
それは、
このデッキが
全部を守るデッキではなく、受けるダメージを最小化するデッキ
だからです。
この考え方。
守るより、
そもそも相手に理想の手を打たせない。
ここが軍師タイプです。
軍師タイプのバズは、
たった2枚です。
でも、この2枚が重い。
このデッキでは、
バズは最初から切るものではありません。
“決めるために残す” ものです。
相手の流れを止める。
自分の布石を打つ。
そして最後に、一気に差をつける。
この流れが決まると、
ものすごく気持ちいい。
まさに、
「準備していた者が最後に笑う」デッキです。
紹介カードの右下には、
こんな言葉を書きました。
勝負は、準備した者に微笑む。
情報は力、戦略は未来をつくる。
冷静に、着実に、勝ち筋を描こう。
これは、
かなりこのデッキの本質を表していると思っています。
猛将タイプのように、
勢いでひっくり返すこともある。
でも軍師タイプは、
ひっくり返す前に
「ひっくり返る形」をつくっておく。
ここが違う。
これ、
本当に李牧なんですよね。
軍師タイプは、
最初に触って「うわ、強い!」となるタイプではないかもしれません。
でも、
数回回すとわかる。
この“気づき”が積み上がるほど、
どんどん面白くなる。
つまり、
わかる人ほど好きになるデッキ です。
そしてそれは、
李牧というキャラの魅力にも近いと思っています。
「推し勝つのススメ」は、
いろんな勝ち方があるゲームです。
その中で軍師タイプは、
かなり異色です。
この“美しい勝ち方”が、
軍師タイプの魅力だと思っています。
キングダムの李牧のように、
焦らない。
ぶれない。
先を読む。
そして、勝てる形をつくってから勝つ。
そんな選挙をしてみたい人には、
かなり刺さるスターターだと思います。
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ホーム>政党・政治家>山口 だいすけ (ヤマグチ ダイスケ)>第16章 軍師タイプ制作秘話|冷静に仕掛け、相手を上回る「李牧」のようなデッキにした理由