2026/8/18
猛暑と豪雨の今だからこそ|田中正造紙芝居で考えた「山と緑を守る」大切さ
8月17日(月)、田中正造翁顕徳会の「くのっ子チャレンジ教室」に参加し、山田さん手作りの『田中正造紙芝居』を鑑賞しました。
今年度、顕徳会の会員として総会に出席した際、事業報告と活動予定に「田中正造紙芝居」の文字を見つけました。手作りと伺い、ぜひ一度拝見したいと思っていたところ、今日はその願いを叶えていただき、お手伝いも兼ねて参加することができました。
紙芝居を通じて、田中正造さんの功績がとてもわかりやすく伝わってきました。
□紙芝居(抜粋)
足尾で銅を取り出すときに出る煙には亜硫酸ガスという毒が含まれ、木や草を枯らしてしまいました。雨によって土にしみ込んだ毒は川に流れ、これを「鉱毒」と呼びます。さらに大きな山火事も重なり、足尾の山は少しの雨でも土ごと流れ出す、岩や石ころだらけの禿山となってしまいました。
国会議員となった田中正造さんは、渡良瀬川や田んぼ・畑の被害を見て回り、「こりゃひどい。人々も食べるものがなく困っている。なんとかしなければ、病気の人や死んでしまう人はますます増える」と思い、闘いに身を投じました。
現在は草木ダムが24時間体制で水質検査を行い、管理しているおかげで、私たちは安全で安心した生活を送ることができています。しかし、大地震や大洪水が起きれば、再び大変な事態になりかねません。だからこそ、これからも関心を持ち続けることが大切なのです。
岩だらけで茶色くなってしまった足尾の山は、百年以上経った今もほとんど変わっていません。一度壊してしまった山や森が元の姿に戻るまでには、何百年という月日がかかります。毎年、国民の税金で山が崩れないよう工事が行われ、国・県・市、そして多くのボランティアの手によって山の手入れや一本一本の植樹が続けられています。今では少しずつ動物の姿が見られるようになりましたが、大きな森になるまでにはまだまだ時間が必要です。
一年でも早く緑を取り戻したい——。機会があったら、ぜひ足尾に行って木を植えてみませんか。
□猛暑と豪雨が続く今、改めて思うこと
近年、猛暑が続き、今年は短時間集中豪雨による被害も相次いでいます。山や緑を守ることの大切さを、紙芝居を通じて改めて強く感じました。
田中正造さんが命をかけて訴えた「自然と人の暮らしを守る」という思いは、決して過去のものではありません。私たち一人ひとりが関心を持ち、小さな行動を積み重ねていくことが、未来の緑につながっていくのだと感じます。
山田さん、素敵な紙芝居をありがとうございました。顕徳会の皆さま、貴重な機会をいただき感謝申し上げます。
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