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大原 ゆうき ブログ

給水スポットの必要性について考える

2026/4/21

今日は給水スポット(冷水機)に関するオンラインセミナーを受講しました。熱中症対策やプラスチックごみ削減の観点から全国的に導入が進んでいるとのことで、芦屋市においても検討の余地があるテーマだと感じました。

一方で、芦屋市においては水道水が安全に飲用可能であり、公園や公共施設には水飲み場も整備されています。単に「水が飲めるかどうか」という観点ではなく、「冷たい水を供給する必要性」や「設置する目的」を整理する必要があると考えています。

基本認識

水道水は安全に飲用可能であり、公園等には水飲み場も整備されているため、最低限の水分補給インフラは既に存在しています。

一方で、夏季だと水道水は水温が高くなります。熱中症対策として有効とされる「冷たい水分補給」が十分に確保されているとは言い難い状況です。

ただ、脱水症状を起こしている場合には、温度にかかわらず水だけでは十分とは言えません。脱水に伴い電解質等も失われているため、経口補水液などによる補給が必要になります。

なので、冷たい水というのはあくまで予防的な位置づけになります。本当に熱中症になったときの治療としての効果は限定的です。

給水スポットは、命を守るための基礎インフラというよりも、既存インフラに対する機能の上乗せとして考えるべきと思います。具体的には、冷水による体温上昇の抑制と、水分補給行動の促進(行動変容)という効果が期待されます。

導入の考え方

給水スポットについては、全市一律での整備ではなく、目的に応じた限定的な導入が適切と考えます。

  • 学校
  • 学校は、人が集中する環境であり、授業等により自由な購入行動が制限されるほか、子どもは体温調整機能が未熟です。また、水持ちを良くしようと大きな水筒を持つことは、特に身体の小さな低学年においては転倒等のリスクも伴います。これらを踏まえると、熱中症予防の観点から優先度が高いと考えられます。
  • 山手地域・アクセスが制限される地域
  • 自販機やコンビニ等が少なく、補給手段が限られる地域については、既存インフラの補完として検討余地があります。なお、阪急以南の市内エリアについては自販機やコンビニ等が多く存在しているため、市が給水スポットを整備する必要性は相対的に低いと考えます。
  • 公共施設(市役所・図書館等)
  • 公共施設については、自販機やカフェなどの代替手段が存在します。一方で、マイボトル利用の周知や行動変容を促す観点から、分かりやすい場所に設置することには一定の意義があると考えます。

今後の検討にあたって

まずは、市内における給水機の設置状況や、公園等の水飲み場の配置、民間の飲料供給インフラの状況を整理する必要があります。

そのため、とりあえず市内の導入状況について調査を行った上で、必要性や設置のあり方について改めて検討したいと思います。

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