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佐々木 まこと ブログ

田川市の医療課題に挑む。削減ではなく健康寿命の延伸で未来に責任を。

2026/6/16

2026年7月12日に投開票が行われる田川市長選挙。私たちの生活において、最も切実で、かつ行政が大きな責任を負うべき分野の一つが「医療」です。いま、田川市が直視しなければならない現実は、全国的にも高い水準にある医療費と、それとは裏腹に短い「健康寿命」という課題です。

私は、福岡県議会議員として3期務め、この問題に正面から取り組んできました。政治の役割は、単に制度を維持することではありません。市民の皆様が、住み慣れた地域で、最期まで自分らしく、元気に暮らし続けられる仕組みを作ること。それが私の政治家としての基本性格である「福祉・人権・教育を大切にする地域型リベラル」としての使命です。

  • 「医療費削減」から「健康寿命の延伸」へのパラダイムシフト 田川市の財政を圧迫している大きな要因の一つに、増加し続ける医療費と扶助費があります。しかし、私はこれを「ただ削る」という安易な発想には立ちません。必要な支援を削ることは、結果として市民の健康を損ない、さらなる医療・介護コストの増大を招く悪循環に陥るからです。

私が目指すのは「健康寿命を伸ばす」政策です。病気になってから支えるのではなく、病気になる前から支える。この発想の転換こそが、本人と家族の幸福度を高め、同時に市の財政を持続可能なものにする唯一の道です。

具体的には、まず「特定健診」の受診率向上を徹底します。福岡県の受診率は全国第36位と低く、田川市においても改善の余地が多分にあります。自分の健康状態を早期に把握することは、重症化を防ぐための第一歩です。受診しやすい環境づくりに加え、市町村国保と連携した戦略的な広報活動、そして受診者の行動変容を促す具体的な施策を推進します。

  • 「歯と口の健康」が全身の健康を守る 医療費抑制と健康維持の鍵を握るもう一つの柱は「口腔ケア」です。歯周病が心臓病や誤嚥性肺炎、糖尿病など多くの全身疾患と深く関わっていることは、近年の医学で明らかになっています。

田川市においても、この専門的な知見を最大限に活用し、「予防歯科」の取り組みを強化します。定期的な歯科健診の受診を促進し、子どもの頃からの適切なブラッシング指導、高齢者への口腔ケア支援を充実させます。歯の健康を守ることは、寝たきりゼロ、そして医療費削減への最も効率的な投資なのです。

  • 田川市立病院の役割強化と地域医療の再構築 地域医療の要である田川市立病院については、その公立病院としての役割をさらに明確化する必要があります。救急医療、小児医療、そして災害時の拠点機能など、民間では担うことが困難な領域であっても、市民の命を守るために死守すべき機能があります。

同時に、将来にわたってこの病院を維持し続けるためには、経営体制の抜本的な強化が不可欠です。地域の医療機関との対話と連携を深め、役割分担を明確にすることで、救急・災害医療の役割を再構築します。市立病院の経営を安定させることは、田川地域の医療インフラを強固にすることに直結します。

  • 命を支える具体的な仕組み:骨髄バンクとドナー支援 私は自分自身の骨髄ドナーとしての実体験から、命を救うための具体的な仕組みづくりをライフワークとしてきました。骨髄提供を待っている方は今も数多くいますが、提供者が仕事を休めないなどの理由で辞退せざるを得ないケースが後を絶ちません。

私は県議会において、ドナー助成制度の拡大を訴え、県内の多くの自治体で制度化を実現してきました。田川市においても、ドナー助成の充実はもちろん、市役所を含む市内事業所へのドナー休暇制度の導入を働きかけます。こうした「一人の命を社会全体で支える」という価値観が浸透しているまちは、人権と尊厳が守られる温かい地域社会の象徴です。

  • 健康を支える「稼ぐ力」と「重点投資」 医療や福祉を充実させるためには、その土台となる「財源」が必要です。私は「稼ぐ田川」を掲げ、ふるさと納税の100億円目標への挑戦や、市長自らによるトップセールスでの企業誘致、企業版ふるさと納税の増額に邁進します。

稼いだ税収は、ただ蓄えるのではなく、市民の健康寿命を伸ばすためのソフト事業、例えば高齢者が集えるサロンの運営支援や、健康体操、社会参加の促進に重点的に再投資します。独居高齢者の孤立を防ぎ、地域で役割を持てる仕組みを作ることは、認知症予防や精神的な健康の維持に絶大な効果を発揮します。行政改革によって無駄を省き、本当に必要な市民サービスに力を注ぐ。これが私の実務型政治の真骨頂です。

結びに:将来世代に「責任」を持てる医療政策を 田川市の医療を巡る課題は、一朝一夕に解決できるものではありません。しかし、私はこの厳しい現実から目を背けません。県議として培った国や県、近隣自治体とのネットワークを最大限に活かし、対話と協調によって具体的な成果を形にします。

今だけ良ければいいという予算の使い方ではなく、10年後、20年後に田川で暮らす子どもたちが「田川で育ってよかった、安心して暮らせる」と思えるまちを引き継ぐ。それが、私が皆様と結ぶ「三つの約束」の一つである「将来世代への責任」です。

田川は厳しい状況にありますが、変えられないまちではありません。健康で長生きできる田川の未来を、いまここから、皆様とともに作っていきましょう。

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著者

佐々木 まこと

佐々木 まこと

選挙 福岡県議会議員選挙 (2023/04/09) [当選] - 票
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肩書 元県会議員
党派・会派 無所属
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