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佐々木 まこと ブログ

かつて炭鉱が栄えた田川市の未来。過去の誇りを胸に、自ら稼ぎ、暮らしを支えるまちへ

2026/6/14

皆さん、こんにちは。佐々木まことです。田川市長選を前に、今日は「かつて炭鉱が栄えた田川」について、私の考えをお伝えしたいと思います。田川は、かつて炭鉱のまちとして栄え、日本の近代化を支えてきました。炭鉱で働いた方々の汗と努力がありました。家族を守るために懸命に働いた日々がありました。商店街のにぎわいがあり、地域のつながりがあり、まち全体に活気がありました。

田川の歴史は、単なる過去の話ではありません。

それは、このまちに生きてきた先人たちの誇りであり、苦労であり、田川の底力そのものです。石炭産業によって栄えた田川には、働くことの尊さ、家族を支える責任、地域で助け合う精神が根付いています。厳しい現場で汗を流し、困難な時代を乗り越えてきた先人たちの歩みは、今を生きる私たちにとって大切な財産です。

一方で、炭鉱の閉山から長い年月が経ち、田川は大きな変化と課題に直面してきました。

人口減少。
地域経済の停滞。
自主財源の弱さ。
医療や福祉をどう守るのかという課題。
老朽化した公共施設の問題。
車がなければ病院や買い物に行きにくいという移動の不安。

これらは、今なお市民の暮らしに直結する、待ったなしの課題です。

かつてのにぎわいを知る方々ほど、「昔の田川はもっと元気だった」と感じておられるかもしれません。その思いは、決して否定されるものではありません。田川がかつて大きな力を持ち、多くの人の暮らしを支え、日本の発展を支えてきたことは、私たちが胸を張るべき歴史です。

しかし、私は田川の歴史を、ただ懐かしむだけで終わらせてはいけないと思っています。炭鉱の歴史は田川の誇りです。けれども、誇りだけで未来をつくることはできません。大切なのは、過去の誇りを胸に、これからの時代に合った新しい田川の価値をつくっていくことです。炭鉱の時代には、石炭という地域資源が田川を支えました。これからの田川は、人、歴史、文化、自然、産業、教育、福祉、観光、そして地域で挑戦する事業者の力を、新しい地域資源として磨いていかなければなりません。

田川には、まだまだ可能性があります。

地域で真面目に事業を続けている方々がいます。
子どもたちのために汗をかく方々がいます。
福祉や医療の現場で暮らしを支えている方々がいます。
祭りや文化を守り、地域のつながりを大切にしている方々がいます。
そして、田川を良くしたいと願う市民の皆さまがいます。

私は、この田川の力をもう一度つなぎ直し、未来へ向けて動かしていきたいと考えています。今回の田川市長選で問われているのは、過去を否定するのか、過去に戻るのかという話ではありません。田川の歴史に敬意を払いながら、今の課題に正面から向き合い、次の世代に責任を持てるまちをつくれるのか。その覚悟と実務能力が問われているのだと思います。

これからの田川に必要なのは、国や県の支援を待つだけの行政ではありません。もちろん、国や県との連携は不可欠です。使える制度は最大限に活用し、必要な財源はしっかり引き出さなければなりません。しかし、それだけでは足りません。

田川市自身が、自ら稼ぐ力を持つことが必要です。

支援を待つだけのまちから、自ら稼ぐまちへ。

これが、これからの田川市に必要な方向性です。

そして、自ら稼いだ財源を、市民の暮らしへ還元していく。

子育て。
教育。
高齢者支援。
医療。
福祉。
地域交通。
防災。
地元企業への支援。

福祉を守るにも、教育を充実させるにも、移動手段を確保するにも、財源が必要です。耳ざわりの良い言葉を並べるだけでは、市民の暮らしは守れません。だからこそ、これからの田川には、「支える行政」と同時に、「稼ぐ行政」が必要です。

困っている人を、決して自己責任で切り捨ててはなりません。

一方で、限られた財源を何に使うのかという優先順位からも逃げてはなりません。本当に支援を必要とする人に、必要な支援を届ける。将来に効く分野へ重点的に投資する。今だけよければよいという予算の使い方ではなく、子どもたちや次の世代に責任を持てる市政へ変えていく必要があります。

高齢者福祉についても、ただ制度上の支援を続けるだけでは不十分です。

買い物や通院の移動手段をどう確保するのか。
地域で孤立する人をどう防ぐのか。
介護する家族の負担をどう軽くするのか。
健康で長生きできる期間をどう伸ばすのか。

こうした課題に、真正面から取り組む必要があります。単に医療費を削るのではなく、予防や社会参加を通じて健康寿命を伸ばす。高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる仕組みをつくる。これも、持続可能な田川市をつくるための大切な政策です。

また、炭鉱の歴史は、観光や教育の面でも大切な地域資源です。田川市には、炭鉱の歴史を伝える場所があります。田川の歩みを学び、子どもたちが自分のまちに誇りを持つこと。市外から訪れる人に、田川の歴史や文化を知ってもらうこと。過去の遺産をただ保存するだけでなく、まちの魅力として発信し、地域経済にもつなげていくこと。これも、田川の未来をつくる大切な取り組みです。ただし、歴史を語るときには、光の部分だけでなく、厳しい現実にも向き合わなければなりません。

炭鉱の閉山後、田川は多くの課題を抱えてきました。その課題は、今も市民の暮らしの中に残っています。だからこそ、政治は過去を美しく語るだけで終わってはなりません。大切なのは、「昔はよかった」で終わることではありません。「これからの田川をどう良くするのか」を、市民の皆さまと一緒に考え、実行することです。

老朽化した公共施設の問題も同じです。見栄や惰性で維持するのではなく、市民が本当に必要としているものは何かを見極める。市民が使いたくなる価値ある施設へと刷新していく。将来世代に過度な負担を残さないよう、厳しい判断からも逃げない。

これが、これからの市長に求められる責任です。

田川市長選で問われるべきなのは、誰が大きな声で相手を批判できるかではありません。誰が田川の歴史を理解し、誰が田川の現実を直視し、誰が市民の声を聞き、誰が財源を確保し、誰が具体的な結果を出せるのか。そこが問われるべきだと私は考えています。

私は、「対決から解決へ」という姿勢を大切にしています。

対立を煽るだけでは、田川は前に進みません。田川市と田川郡、国、県、民間事業者、地域団体、市民の皆さま。それぞれの力をつなぎ、対話と協調によって合意形成を図り、田川に必要な政策を一つひとつ実現していく。

批判で終わる政治ではなく、課題を解決する政治へ。

理念だけでなく、実務で結果を出す政治へ。

私は、その政治を実行したいと考えています。田川には、もう一度前へ進む力があります。炭鉱の時代を支えた先人たちは、厳しい現場で汗を流し、家族を守り、地域を築いてきました。その精神は、今の田川にも受け継がれています。

困難から逃げない。
地域で支え合う。
働く人を大切にする。
家族を大切にする。
自分たちのまちを、自分たちの手で良くしていく。

この田川の底力を、これからのまちづくりに活かしていきたいのです。田川の歴史は、田川の弱みではありません。田川の誇りであり、未来を切り開く力です。かつて炭鉱で栄えた田川から、これからは人が輝き、自ら稼ぎ、命と暮らしを支え続ける田川へ。その新しい一歩を、市民の皆さまと一緒に踏み出していきたいと考えています。

過去の誇りを、未来への力に変える。
自ら稼ぎ、市民の暮らしを支える。
誰も孤立させず、子どもたちに責任を持てる田川をつくる。

田川の未来を、あきらめない。
田川の可能性を、信じ抜く。
田川の行政を、市民の皆さまのために動かす。

私はこれからも、田川の歴史に敬意を払い、先人たちの努力に感謝しながら、誰よりも現場で汗をかき、田川の未来を前へ進めるために全力で取り組んでまいります。

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著者

佐々木 まこと

佐々木 まこと

選挙 福岡県議会議員選挙 (2023/04/09) [当選] - 票
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