2026/5/14
5月9日・10日に北海道未来塾・根室釧路視察に行ってきました。
9日は根室市を訪れ、納沙布岬と岬にある北方館、北方領土資料館、根室市歴史と自然の資料館、北方四島交流センター(ニ・ホ・ロ)を見学。
元市議会議員で千島回線陸揚げ庫保存会・会長の久保様、各施設の解説員、学芸員の皆様から大変貴重なお話を伺うことができました。
特に島民2世と言われる、お爺ちゃん、お婆ちゃんが択捉や国後に住んでいたという解説員の方々のお話は、島への想いが込められておりました。

知らなかった歴史、特に開拓に入られた先人たちの足跡や苦労、大東亜戦争終戦直後に行われた、密約を基にした北海道を分割領とする為のソ連軍侵攻。
その侵略を止めるために戦い、命をかけて領土を守ってくれた先人の皆様。
今も続く、ウクライナとロシアの戦争。
国境を接する地域こそ、こうした歴史と今を重ね、学ぶべき事がありました。
翌日の10日は、釧路湿原のメガソーラー問題を視察いたしました。
まず訪れたのは、釧路町にある、わざわざ国立公園のエリア内に日本で初めて作られたメガソーラー施設。
ここは、東北震災後に民主党政権が再エネ政策を一気に推進させ、国立公園内に工作物となるソーラパネル施設を設置することを推進さえる法的整備を行い、国立公園内の町有地に民間によって設置するというスキームを行った場所です。

SNS上では、小泉進次郎衆議院議員がー!
という投稿も見かけますが、こうした先鞭をつけたのは民主党と、平成28年前後の政府です。
それを踏襲して、後に再エネを推進する環境を整えると言ったのが小泉進次郎環境相(当時)です。
小泉大臣については、こんな良いお話も聞けました。
当時、散弾銃は鉛の弾丸を使用する事ができたため、野生生物が鉛中毒となり死亡する例が多かったそうです。
その状況を深刻に受け止めた猛禽類研究所・所長の齋藤慶輔先生が、当時の小泉環境相に鉛玉の使用規制をおねがいし、実現させてくれたとお話ししてくれました。
現在は、ソーラーパネルによって営巣活動や繁殖活動に影響が起きている事や、風力発電のブレードで怪我をしたり命を落としてしまう野生生物。主に猛禽類などの希少生物の救済・治療活動をされていらっしゃいます。
齋藤先生は、猛禽類にGPSの足輪をつけ、行動範囲などのデータを地道に収集され、行動パターンや営巣地などを示して再エネの開発には適さない箇所を科学的に示されています。
こうしたデータを基に、釧路市、北海道、そして国と力強く交渉をされている、まさしく侍でした。
こうしたネットワークを拡げ、北海道の環境を守りながら、経済活動とのバランスを取っていくと言う活動を推進すべきと改めて感じました。
「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」二宮尊徳翁の言葉通りです。
長文となりましたが、5月にはウポポイ視察、6月には浦幌・豊頃・帯広市の視察など毎月行って参ります。
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