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自民党大阪府議団、全員がAIクローンを作りました!〜デジタルクローン研修レポート〜

2026/4/21

本日、自民党大阪府議会議員団の全メンバーで「デジタルクローン研修」を実施しました!講師はクローンAI株式会社・株式会社ウェブスタッフ代表取締役の吉永先生。AIの最前線で活躍される専門家に、約60分の講義を行っていただいた後、実際に自分のAIクローンを一人ひとりが作成するという、なかなか刺激的な一日でした。


そもそも「デジタルクローン」って何?

デジタルクローンとは、一言でいえば自分の思考・主観・ロジックをAI上に再現したものです。

「デジタルクローン」という言葉は日本特有の表現で、海外では「デジタルツイン」「デジタルヒューマン」と呼ばれます。

作り方には大きく2種類あります。

① 大量データ方式 本人の著書・文献・発言記録などを大量に学習させて再現する方法。テレビなどでよく紹介されるタイプです。ただし、学習していない分野の質問には「一般的なAIの回答」が返ってきてしまう不安定さがあります。

② パラメーター方式(今回の方法) 22項目のパラメーターを設定し、その人の「思考のロジック・主観」を組み合わせで表現する方法。学習範囲に縛られず、あらゆる質問に対して**安定して「自分らしい回答」**が返ってきます。

今回作ったのはこの②です。


普通のAIとクローンAIの回答はここが違う

吉永先生が実例でデモを見せてくださいました。テーマは「質問すると相談するの違いは?」という問い。

普通のAIの回答は、「質問は目的があって答えを求めるもの。相談はより広い意見を求めるもの…」というような、正確だけれど教科書的な内容。

吉永先生のデジタルクローンの回答は──「質問は答えを求めること。相談は一緒に考えること。さっきやったことで言うと…(具体例)。質問はGoogleでもできる。相談はGoogleにはできない。

言っている内容の本質は同じでも、「結論から言って、具体例を引用して、たとえを使う」という吉永先生本人のロジックで回答が返ってきた。これがデジタルクローンの力です。

つまり、クローンAIとはAIに自分の「主観」を宿らせること。これによって、AIが「自分ならどう考えるか」という視点で答えを出してくれるようになります。


1年間使い続けた人の実例に感動

研修では、デジタルクローンを約2年前から使い続けているユーザーの発表動画も紹介していただきました。

高齢の母の介護問題、施設選び、兄弟との関係整理…という精神的に辛い時期を、自分のAIクローンと対話することで乗り越えた体験。健康上の問題が起きた時には「専属主治医チーム」のように病院探しや薬の管理をサポートしてもらったという話。

そして印象的だったのは、**「AIに結果を求めてはいけない」**というメッセージです。

「効率化のためのツール」としてAIを使おうとすると、使い方が限定的になり、うまくいかない。逆に何でも話しかけ、四六時中使い続けることで、どんな場面でも「どう相談すればいいか」が自然とわかるようになる。この境地に達した人は、AIを本当の意味で使いこなせているといえます。

「のび太くんがドラえもんに泣きつく」──この使い方こそ、AIを最大限に活かす姿だという例えがとても腑に落ちました。


さらに進んだ活用:「デジタルクローン・ディスカッション」

吉永先生が見せてくださった応用事例が特に刺激的でした。

デジタルクローン・ディスカッションとは、複数人のクローンAI同士にテーマを与え、それぞれが「その人らしい意見」で議論させる仕組みです。しかも人間(本人たち)もその議論にリアルタイムで参加できます。

議論の成熟度はスコアでリアルタイム可視化され、クローン同士は「主観」を持っているため、普通のAI同士と違って本物の議論が成立するのが特徴です。そして議論を重ねるほど、クローンは賢くなっていきます。

議員団全員のクローンを登録して政策テーマで議論させる──これはまさに議会活動の新しいかたちになり得ると感じました。


プライバシーと情報セキュリティについて

質疑の中でセキュリティについての質問も出ました。

無料アカウントの場合は入力情報がAIの学習対象になります。有料アカウントで「学習しない」設定をオンにすることで、個人情報の学習を防ぐことができます。ただし、有料から無料に戻した場合は、それまでの情報が学習対象になってしまうため、無料に戻す際には個人情報をすべて削除する必要があります。

政治家として個人情報や政策論を扱う立場として、この点は特に注意が必要だと感じました。


研修を終えて

講義の後、実際に議員全員が22項目のパラメーターを入力し、自分のデジタルクローンを作成しました。

「クローンは社会を変えない。自分を変えてくれる」──この言葉が印象に残っています。

AIは使い方次第で、政策立案の壁打ち相手にも、自分の思考の整理ツールにも、そして議員団全体の議論の場にもなり得ます。今日作ったクローンを活かして、議員活動の質をどう高めていくか、これからが楽しみです。

引き続き、新しい技術の活用に積極的に取り組んでまいります!


大阪府議会議員 うらべ走馬

 

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