2022/3/16

最近、静岡県内各地で体育館(アリーナ)建設が活発化している。
沼津の香陵公園に1000席規模の体育館が建設中(2023年竣工)。
富士総合運動公園内の3000席規模の新体育館も2026年にはお披露目される。
そして先ごろ、静岡市から観客席5000人規模のアリーナ建設構想(JR東静岡駅)が発表された。
ここへ来て何故、こうした動きが慌ただしいのか。
東京2020で女子バスケが銀メダルに輝いたことも記憶に新しい。
実は、スポーツ産業は「日本再興戦略2016」の「官民戦略プロジェクト10」にも取り上げられた成長産業の一つなのだ。市場規模は今後3倍増すると予想されている。
日米の年間観客数の比較(資料の表2)を見ると、野球やサッカーの観戦動員は既に飽和状態だが、アリーナスポーツに関してはまだまだ未開拓、いまだ米国の1/9と、大きく出遅れていることが判る。VリーグやBリーグはまだまだ伸びるだろう。手つかずのブルーオーシャンがここにある。
銀メダルを獲得した女子バスケにも、この先必ず「プロ化」の波が来る。静岡県民なら、強かったシャンソン化粧品を覚えているはず。名門の復活を願うなら、5000人規模のアリーナは必須。静岡市の動きは時宜をとらえたものだといえる。
プロチームは、条件の良い地域へとフランチャイズを移す。サガン鳥栖は、かつての浜松フューチャーズだ。悔しい思いをしたファンも多いだろう。スポーツ産業は厳しい戦いの世界でもある。
今後、都市間競争も厳しさを増すことになる。
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