
寝屋川市は平成31年に中核市に移行した
いじめ認知件数 R5 431件 R4 337件 R3 183件
R1 広瀬けいすけ市長初当選
イジメは子供に対する人権侵害だとし、結果として子供のSOSが受信できていない状況を打破するため危機管理部監察課を設置
イジメ撲滅のための3ステップ
第1段階
教育的アプローチ「人間関係の再構築」
デメリットは、児童と教職員の問題への対応が困難なこと
第2段階
行政的アプローチ「いじめの即時停止」是正勧告(条例による)
デメリットとしては、人間関係の再構築が難しい
二つのアプローチを並走させる意義
・教職員の負担軽減、専門家による対応
・どちらか1つのルートのみ強化してもデメリットの解消にならない
→各種対応を打ってきたのにも関わらず、長期間いじめ問題が繰り返されてきた原因の一つ
第3段階
法的アプローチ(司法)→責任の追求、損害の回復
弁護士費用等支援事業 30万円/件
転校費用等支援事業 15万円/件
いじめ被害者所有物の原状回復 1万円/件
R5年度 監察課への直接相談137件のうち チラシによるものが46件 フリーダイヤル40件
R2 子どもたちをいじめから守るための条例 制定
市長のいじめに対する調査権 諸機関に対する勧告が可能になった
Q;役割分担は?
A;教育的アプローチに対して早期収集を図るための行政的アプローチ
Q;教員によるいじめについてはどう対応しているか?
A;教員による不適切な対応については、直接指導はしていない
教育委員会に通報し、配置替えなどの対応をお願いしている
Q;いじめ認知件数が年々増加しているが?
A;小さな案件も、人権侵害と認識できるようになった結果であると考える
Q;行政的アプローチの後は?
A;是正勧告による被害者救済後、教育的アプローチに移行
そのまま3ヶ月間観察を続け、問題がなければそこで解決と考える
Q;今後の課題は?
A;第三者的なアプローチが増えたことで、相談しやすくなったと言われる
結果として教職員の負担が軽減された
今後の課題としては認知件数の増加にどう対応するかだと思う
Q;教育委員会の評価は?
A;学校がダメだから行政が対応するわけではない
ほとんどの案件に対しては学校で対応できる (しかし漏れがある)
教育的アプローチはしっかりと機能している
Q;予算と執行率は
A;チラシの印刷 350万円 補助金70万円 (予算)
R5 利用実績なし
R4 弁護士費用21万 転校費用に9万円
Q;いじめの再発などのループ事例は
A;そうした事例はない 被害者、加害者の氏名等は把握しており。現在データの蓄積中です
Q;校長の考え方によって対応が違ったりしないか?
A;自死などの特段大きなイジメ事件があったわけではない
子育て世代へのサービスというのがスタートライン
事件があったので見張られるという感じではない
校長会で説明し、全学校における協力をお願いした
いじめを無くすには教育機関では限界がある
監察課は被害者の安全を守るのが本旨
そして教育委員会が加害者のフォローをする
Q;教育長及び監察課の職員はどう選ばれるのか
A;教育長は教育畑出身
私(監察課長)は福祉畑におりました
教育現場に我々は普段いない 教職員は真剣な方が多い 教育村と揶揄されるように、それが独特と感じられるのかもしれない
加害者を罰するというより、被害者を守りながら加害者へのフォローもするのが教育委員会 教育現場はしっかり機能している
Q;転校費用の補助があるが、その使われ方は?
A;被害者が転向するケースが全部 子供の安全を守るのが目的
そもそも加害者を転校させる根拠法令がない
Q;警察のスクールサポーターの協力は?
A;寝屋川署に一人おり、問題行動が繰り返される場合には支援を受けている