2025/12/3

松戸市議会議員の石塚ゆうです。
一般質問二日目となる本日、登壇しました。
今回の質問事項は3つ。
質問事項1.松戸市版メタバース「メタまーつ」について
松戸市版メタバース「メタまーつ」の今度の展望について
質問事項2.東部地区のまちづくりについて
松戸市の将来を見据えた東松戸駅を中心とする周辺のまちづくりについて
質問事項3.避難所運営委員会について
避難所運営委員会の補助金の申請状況について
まずは10月31日に稼働となった松戸市版メタバース「メタまーつ」についてです。
メタバースに関しては議会でも要望を続けていたので、それが形になり嬉しく思います。
メタバースというだけで、拒絶反応があったり、理解が追い付いていない人、理解しようとしない人も多く、
これに加えて財政的に厳しいこともあり、導入に至ったことはまさに大英断と言えます。
短期的でなく、中長期的な視野で判断されたことでしょう。
ただ、基盤メタバースとしては先進事例も少ないため、課題も多い。
ここからが勝負と言えます。
また、2つ目の質問として、東部地区のまちづくりを取り上げました。
東松戸駅を中心とする東部地区は、松戸市の中でもポテンシャルのある地域。
ただ、以前動画で取り上げましたが、まちづくりが中途半端。
この地区の発展の話になると必ず出てくるのが「北千葉道路」です。
しかし、この道路の完成は10年以上先のことです。
それまで何もしないのか、質問しました。
松戸市長(※当時は県議会議員)と松戸市の都市計画についてお話しました!!
よかったらぜひこちらもご覧ください。
最後は避難所運営委員会補助金について。
11月は松戸市内の各地で防災訓練が行われましたが、避難所の開設、運営を担うのは各地の避難所運営委員会です。
本年度より、この運営委員会に補助金が設立されたため、利用状況について確認しました。
質問・答弁・要望の順で記載してあります。
言い方など一部異なる点もありますが、内容に変わりはありません。
動画は公式チャンネルでご覧ください。
一般質問動画アップしました!!
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■質問
質問事項1.松戸市版メタバース「メタまーつ」について
松戸市版メタバース「メタまーつ」の今後の展望について
10月31日、千葉県内で初めてのメタバース基盤「メタまーつ」が稼働しました。
各イベント、事業でのメタバース活用は様々な自治体で行われていますが、行政サービス基盤となるメタバース活用は県内で初となります。
私自身も、以前から議会にて「メタバース」の活用について事例をあげて要望し、そのいつくかが実現をすることになり非常に喜ばしく思います。
※令和6年12月定例会(メタバースについて)
https://go2senkyo.com/seijika/150335/posts/1016345
※令和7年9月定例会(メタバース導入状況について)
https://go2senkyo.com/seijika/150335/posts/1196078
今回は「避難所」「文化財」「子どもの居場所」の3つの事業でメタバース化しましたが、
現在までの利用状況、把握している利用者の声、また「やさシティマップや紙媒体の地図との違い」、そして、今後の展望についてお聞かせください。
■答弁
松戸市版メタバース「メタまーつ」は、本市の正確な地形を再現した仮想空間上で、位置、様々な情報、体験、コミュニケーション、楽しさを一度に取得・実感できるシステムであり、避難所、文化財、子どもの居場所の3つの事業で、本年10月31日に稼働しました。
利用状況でございますが、稼働から11月25日までの26日間で、およそ1,500人にご利用いただいております。なお、SNSなどでのご意見として、「アバターがマップ上を走る姿がかわいい」、「ここから行政手続きの申請ができたら便利」、「スマホ1つで完結する取組として、これからの進化に期待」、などのお声があり、皆様の関心と期待を得られているものと考えております。
また、やさシティマップや紙の地図との違いでございますが、従来の地図サービスでは、地図上の位置が確認できることに対し、「メタまーつ」では、地図上の位置の確認に加えて、施設や文化財の画像と、利用方法やその歴史などの説明を合わせて確認できる違いがございます。また、職員のキャラクターによる解説やクイズにより、知識を深めることや、匿名性を担保しつつ、地図上や、職員が期間を決めて管理する会議室などで、市民と職員、市民同士が双方向に会話やチャットを行うことも可能でございます。
今後の展望としましては、新たな市民との接点としての活用や、市民が来庁しなくても「メタまーつ」内で手続きが完結できる、仮想空間上のもう1つの市役所窓口の構築など、効果のある事業の拡大を検討して参ります。
■意見・要望
利用状況が稼働の10月31日から11月25日までの26日間でおよそ1500人、
これは自治体メタバースではよい数字だと思います。
意見もおおむね関心と期待が多いようで良かったです。
やさシティマップや紙媒体地図との違いについても了解しました。
メタまーつに関しては、3つの事業はまだ未成熟でこれから機能としてより洗礼されていくでしょうから、ここでは全体として評価できる点と課題について申し上げたいと思います。
操作方法がわかりやすく、最低限の登録で入場できるため、参加の間口が広く、導入の入口としては非常に優秀だと感じました。
意見でもあったアバターも人間だけでなく、動物アバターも搭載されており、子どもや教育分野での応用に可能性を感じますし、松戸の立地も空間的に理解しやすく、松戸市の地図の勉強にも活用できそうです。
また、動作が軽いため、ストレスを感じることがない点、これは市民向けサービスとしては非常に大事なポイントです。
しかし、改善すべき点が多いのも事実であります。
整頓されすぎていて、エリアごとの差が弱く、
“歩き回る楽しさ”や“街の個性”が生まれにくい印象です。
また、
人間アバターのバリエーションが少なく、
メタバースの魅力である、「なりたい自分になる」ことと、「没入感」が弱くなってしまっています。
そして、
未来へのワクワク感が見えにくい。
行政だからワクワク感なんて不要、と考える人もいますが、メタバースの誕生はこのワクワク感が原点でもあります。
「これからどう発展するのか?」という期待値の演出が弱く、継続的に参加しづらいのが最大の課題だと認識しています。
この課題をクリアするため、市民生活の延長線のメタバースとして、様々な分野で活用していくことを要望します。
避難所に関して、防災シミュレーション、場所把握できる仕組み
これはVRゴーグルで実施していますが、それと連動させる、もしくはメタバース上で新たに構築するのも手でしょう。
学校関連では、授業・部活動紹介・地域教育の拠点を作ること、
子どもの居場所については、不登校対策としても有用であるので、メタバースで登校できる仕組みの構築、
子育て、シニア、など市民窓口などの相談所、行政手続き申請など。
これはスマホ1つで完結する取り組みに通じるものです。
安全・防犯の啓発のために交番、警察署の位置情報、
駅までの距離/所要時間などの位置情報、などもコンテンツとしてよいでしょう。
防災・教育・地域情報と連動すると“生活の役に立つメタバース”として市民の利用価値が大きくなると思われます。
ここまで申し上げましたが、行政の基盤メタバースを作り上げたことは、トレンドになってから他市に倣えで導入するのではなく、将来を見据えて今から構築するというところは非常に評価するところです。
中長期的にみて、この時期に作り上げたことが本市の発展のキーとなると確信しております。
財政が厳しい中、できることに限りはありますが、一つひとつ取り組んでいっていただければと思います。
先に述べた事業への活用、そして何より一人でも多くの市民に認知してもらい、使ってもらうことが重要です。
市の主催するイベントでPRブースを出す、インフルエンサーに体験してもらうなど、周知に力を入れていただきますようお願いいたします。
質問事項2 東部地区のまちづくりについて
松戸市の将来を見据えた東松戸駅を中心とする周辺のまちづくりについて
東部地区の中心的なターミナル駅である東松戸駅は、
JRと北総線2路線が使用できる利便性で、都心へのアクセスの良さから、若い世代を中心に人口が増えているエリアであります。
しかし、都市計画の制限により駅付近でも調整区域線引きがあり、需要に見合った土地がほとんどありません。
これは同じ北総線の秋山駅にもいえることです。
駅から徒歩数分圏内で市街調整区域が多く散見されるのは、他の都市ではなかなかみない光景です。
また、日本全体の抱える課題でもありますが、建築費の高騰などの足元のインフレ経済状況により、事業者の開発利益が伴わないケースも散見されています。
つまり、隣接する都内と比較して、インフレに対応できるだけの賃料上昇による投資利益が見込めないのであります。
土地所有者も金融機関から借入をして、建物建築を実施せず、駐車場として保有しているケースが多くみられるのもこのためです。
一定規模の人口があるにもかかわらず、住民生活インフラとして飲食店舗、医療機関、娯楽施設など、住民が利用できる施設が不足している、つまりは、好立地条件を生かし切れていないのが、現在の東松戸駅周辺の姿です。
非常にもったいない。
東松戸駅周辺のまちづくりに触れると、「北千葉道路」というワードが多く聞かれますが、整備完成は十数年後。
もちろん重要な事業であると認識しておりますが、それまで待ってはいられません。
そして社会情勢も刻一刻と変化していきます。
本市の発展可能性、ポテンシャルが最もあると言っても過言ではない東松戸駅周辺を中心とする東部地区。
それがこのままでは、本市の今後も先細りとなることは自明の理です。
そこでお伺いします。
現状の認識と東松戸駅周辺のまちづくりについて、今後どのように取り組んでいくのか、お聞かせください。
■答弁
東松戸駅は、JR武蔵野線、北総線、京成成田空港線が乗り入れ、埼玉県と東京都、成田空港と羽田空港を結ぶ交通結節点として、今ではそれぞれの路線合わせて約6万人が乗り降りする駅に発展しています。
こうした鉄道によるアクセスが良好で、区画整理事業によって新たな市街地として整備され、都市計画上、商業系用途も指定しておりますが、駅周辺には商業機能をはじめ、都市機能の集積が進んでいない状況が見受けられることから、そのポテンシャルを十分に生かしてきれていないと認識しております。
先月、実施した市立松戸高等学校でのタウンミーティングにおいて、生徒からも商業・娯楽施設が欲しいといった声もございました。
本市の将来を見据えたうえでは、東松戸駅周辺のまちづくりは大変重要であると捉えており、中長期的には北千葉道路の整備に伴う産業誘致にも取り組んでまいりたいと考えておりますが、これと並行して、民間活力を生かし、JR東日本、京成電鉄、北総鉄道の鉄道事業者などと官民連携したまちづくりによって、東松戸駅周辺のさらなる発展に向けて取り組んでまいりたいと存じます。
■意見・要望
本市の将来にとって、東松戸駅周辺のまちづくりの重要性、そして北千葉道路ありきの計画ではなく、並行して、JR東日本、京成電鉄、北総鉄道の鉄道事業者などと官民連携したまちづくりを展開していくとのこと。安心しました。
是非、取り組んでいただき、東松戸駅周辺を核とした東部地区を発展させてください。
期待しています。
ただ、そのためにも、東松戸駅周辺のポテンシャルを最大限に引き出す必要があります。
まずは地価の上昇です。
更なる人口流入を増加させるために、
所得が多いと思われる都心や隣接他市からの人口流入を獲得することで、住宅地の需要が増加し、自然と土地価格が上昇します。
また、駅前周辺の有効利用について、
駅前の商業地域に建築物を構築する際には、1階と2階を事務所や店舗使用の制限がありますが、通常は容積率600%が最低基準で、都心部では800%が標準であるなか、東松戸駅前は400%となっており、これでは新規店舗、企業などの誘致の足かせでしかありません。
駅前の発展はこれらの足かせを軽くする必要があります。
また、将来的には北千葉道路の開通も視野にいれる中、ロードサイド店舗の開発促進やテーマ性のある(コンセプト)商業施設・テーマパークの策定も必要でしょう。
大型建築や商業施設等の開発を企図する事業者には一定程度の税制メリットがあってもよいのではと考えます。
ポテンシャルを最大限に活かすためにも、是非これらに取り組んでくださいますよう強く要望いたします。
質問事項3 避難所運営委員会について
避難所運営委員会の補助金の申請状況について
11月は市内の各地で、町会や自治会が主体となり防災訓練が行われました。
私も地元を中心にいくつかの訓練に参加させていただきましたが、各訓練それぞれに地域の色が出ており非常に興味深かったのが印象に残っております。
災害は突如としてやってきます。
災害発生から避難所の開設までの流れとして、
災害が発生したら、「松戸市地域防災計画」に基づき、避難所直行職員が派遣され、避難所の開設準備や運営の補助を行います。
しかし、災害の規模により、道路が遮断され、通行が困難になることも想定され、
その場合、職員の到着が遅れたりすると、避難所の開設自体も遅れ、避難できない住民が発生、その後の運営にも大きな影響を及ぼしてしまいます。
そのため、職員に依存することなく、各地域の住民が主体となって自分たちの地域のことを行っていく必要があります。
その主体となるのが、避難所運営委員会です。
事前に避難所となる学校などの施設を中心に、町会、自治会、自主防災組織等が一体となり、災害発生時に地域住民同士が協力しあいながら、避難所を開設し、運営をおこなっていくのが、避難所運営委員会の役割です。
平時においては、運営マニュアルの作成や備品配置の共有、訓練など、災害時を想定して行います。
災害時は、平時において作成されたマニュアルに従って避難所の開設、運営を行います。
しかし、避難所運営委員会をつくり、消耗品の購入、継続した訓練などの活動は費用がかかるため、委員会活動の負担が大きいという課題があります。
地域からも要望として挙がっておりました。
こうしたこともあり、本年度より避難所運営委員会活動支援補助金が創設されました。
避難所運営委員会の活動が安定的に継続されるとともに、災害時の迅速かつ円滑な運営の実現、地域防災力の向上が期待されております。
そこでお伺いします。
避難所運営委員会活動補助金の申請件数、問い合わせ状況をお聞かせください。
■答弁
今年度から開始いたしました「避難所運営委員会活動支援補助金」については、現在までに8件の申請をいただいております。
次に、問い合わせ状況については、制度内容や申請方法に関するご質問をいただいております。
また、本補助金制度を契機として、これまで避難所運営委員会が設置されていなかった避難所において、新たに組織設置を検討する動きも見られ、地域における防災意識の向上や平素からの避難所体制整備の促進につながっているものと考えております。
なお、『今後』、制度の認知度向上を目的に、各町会・自治会へ制度案内のちらしを送付するとともに、パートナー講座や防災訓練等の場『においても、積極的に周知を行ってまいります。』
■意見・要望
8件の申請、制度内容や申請方法に関する問い合わせがあった旨、理解しました。
避難所運営委員会は、地域によって設置されていたり、されていなかったり、そして
設置されていても、形骸化しているところがあったり、運営状況も様々で差があります。
そのような中で、この補助金制度を契機として、これまで避難所運営委員会が設置されていなかった避難所において、新たに組織設置を検討する動きがみられたこと、地域における防災意識の向上や平素からの避難所体制整備の促進につながっているとのこと。
非常に評価できる点であります。
広報について、制度の認知度向上を目的に、各町会、自治会へ案内チラシの送付、パートナー講座や防災訓練等の場で周知しているとのことですが、まだまだ市民へ周知されているとは言えません。
先ほど取り上げたメタまーつの「避難所」内で情報を展開したり、今後も認知度向上のため積極的な広報をお願いします。
また、補助金の使用用途についても、幅を広げより活用しやすくしていただきますよう要望します。

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