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【かつらぎ町】紀北ブロック町村議会議長会全議員研修会

2026/8/10

午前中は新議員勉強会で二元代表制と議会基本条例について講師をさせていただいた。午後は、高野町の学びの杜で紀北ブロック町村議会議長会全議員研修(かつらぎ町と九度山町、高野町、橋本市、紀美野町)の議員が集まって、議員研修が行われた。4人1組のテーブルにシャッフルされた議員が座り、他の自治体の議員と一緒に、共通のテーマでの学習となった。大きなテーマは「議会が行うべき予算・決算審査について 〜成果起点から行う実践的な審査/審議〜」というものだった。講師は一般社団法人 地方公共団体製作支援機構 理事・上席研究員 渡辺太樹氏。

決算審査で問うべきなのは、事業の本当の意味での成果とは何か(事業によって何が変わったのか、成果の積み重ねによりどんな地域になるのか)ということだった。行政は予算を組んで事業を執行するが、その事業には目的があり、何を実現するのかという見通しがある。ただし、事業を行う前の事業目的と目標は、実際の成果とはまた違う。現実に対して働きかける人間の実践は、初期の目標や目的とは違う結果を生み出す。実際の成果は、現実との各党の結果として生まれる。決算審査では、実績=成果という捉え方ではなく、実際のその事業を通じてどのような成果が実現したのか。つまりその事業によって何が変わったのかということを見る必要があるということだった。

この視点を鮮明にして、決算審査をしてみたいと思った。議員が共通の認識をもって、質疑に臨めば新しい視点が生まれてくるし、課題も見えてくるだろう。

この視点で決算分析を行い、それを来年の予算審議に生かしていくという視点が大事だと講師の渡辺氏は語った。これを繰り返していくことが、議会の質を高めるという話だった。同時に財政論についても、議会が見極める必要があるという話をしていただいた。この分野では、決算カードによる奥の深い議論をしたいものだと思った。

委員長報告をもう少し簡素にし、付帯決議を付けることを検討したいと思った。予算につながる付帯決議とは何なのか。事例を知りたい。事務局に言って、事例を教えてもらおう。付帯決議であれば、決算を少し離れて予算要望的なもの、次年度の予算編成への改善要求になると思われる。

議員間討議が大事だという話になった。議員による準備が大変だと思ってきたが、かつらぎ町議会は参考資料と主要施策があるので、これを軸に合同ヒアリングと事前の議員間討議を行うことを検討すればいいと思われる。

今日の研修による議員間討議こそが、次のステップを踏む力になると思った。

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