2026/8/4
午前中会議に参加し、午後1時、相談者と役場で会った。90歳を超えて一人暮らしの女性だった。不安を抱えると話をきちんと聞くことが大事になってくる。今回の相談では話を聞かせていただいた。不安を抱えている人の気持ちを汲み取って、安心が広がるような対応は、ケースバイケースでかなり難しいと思うが、本人が納得するような形が形成されればいいと思うが、そういうことを実現する道はかなり遠いと思われる。
その仕事が終わってから、10日に行われる新議員研修の講義の準備を行った。二元代表制の説明の図表をGeminiとの対話で深めつつ作成した。ともに住民の代表である首長と議員は対等平等だというのが二元代表制の原則だが、日本の二元代表制の制度設計を見ると、首長の権限>議員の権限となっている。そういう状況にはあるが、議決権が議会にあることの意味は重い。議決に対する責任について、議員は自分の果たしている役割を再確認する必要がある。二元代表制は与党も野党もなく、議員は是々非々の態度で臨む必要がある。その立場が、どこまでも追及されなければならないが、ここが弱いという問題がつきまとう。
首長の政治を応援したいと思っている議員がいてもいい。しかし、そういうスタンスを持っていたとしても、議案に対する判断は、是々非々の積み重ねという姿勢が必要になる。もちろん、人間なので応援したいと思いつつ、反対の態度を取ろうとする場合、逡巡するだろう。しかし、最終的には、その施策や予算が、住民のためになるのかどうか。特定の人の利益や利益の共有になっていないのか。これらを見極める必要がある。
そういう態度を積み重ねていくと、基本的態度が定まっていく。是々非々の判断の積み重ねの結果、是とすることが増えていくのか、否とすることが増えていくのか。それによって議員としての基本的スタンスも明確になっていく。議員の仕事は判断の積み重ねだと昨日は書いた。判断を積み重ねてると、首長との向き合い方も決まってくる。
議会が議決権を軸に、二元代表制を意識して、首長と議会が対等平等になるためには、議案や予算の修正、政策提言ができなければならない。この力を議会が十二分に発揮できれば、はじめて首長と議会が、自治体の車の両輪になる。議案や予算の修正、政策提言。この分野で議会改革が行われないと、本当の意味で首長=議会という対等平等の関係は構築できない。
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