2026/9/13
【生食用ジャガイモの輸入解禁を巡る深刻な問題】
農業が盛んな地域では、農作業がひと段落したあと、夜の時間に集うお祭りを開催する地域もあります。心地よい夜風が吹く中、地域の皆様と過ごすひとときは、何ものにも代えがたい貴重な時間です。
その一方で、農家の皆様からは切実で厳しい声を数多く伺います。深刻な資材価格や肥料の高騰に見舞われる中、経営規模を拡大しても利益が残らず、設備投資に伴う負債の返済が重くのしかかっている現状があります。
さらに今、現場から特に強い懸念として声をいただくのが「政府は本当に生食用ジャガイモの輸入を本当に解禁してしまうのではないか」というものです。
ジャガイモの大生産地である北海道では、収量に壊滅的な打撃を与える「シストセンチュウ」等の侵入・蔓延から大地を守るため、生産者や関係者が文字通り必死の努力を重ねてきた歴史があります。
生食用ジャガイモの輸入解禁は、芋に付着したわずかな土などを介し、病害虫が国内へ侵入・拡散するリスクを格段に高めることに直結します。
シストセンチュウが極めて厄介なのは、一度土壌に定着するとシスト(卵を包む殻)の状態で10年以上も生き残り、土の中から完全に取り除くことが事実上不可能と言われるほど、長期にわたって甚大な被害をもたらす点にあります。
万が一、輸入を契機に病害虫が北海道各地へ広がってしまえば、日本の基幹農業にとって取り返しのつかない事態となります。北海道選出の立場から、その良識を持って、党派を超えて心を合わせ、輸入解禁の流れを阻止していく議論を進めていく必要があると思っています。
お祭りの中で交わした皆様の温かい笑顔、そしてその裏にある切実な「本音」に真摯に向き合い、次世代へ安心して農地を引き継げる農業政策を実現するため、責任を持って来月からの国会に臨んでまいります。








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