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国は、香川県からの「まん延防止等重点措置」の要請を認めよ

2021/5/15

5月14日、北海道、岡山県、広島県に「緊急事態宣言」が、群馬県、石川県、熊本県に「まん延防止等重点措置」が適用されることが決まったが、香川県と長崎県は除外となった。


これはおかしい。


国は、香川県に対して、少なくとも「まん延防止等重点措置」を速やかに発令すべきだ。政府は認識が甘いと言わざるを得ない。


現場の実態を分かっている知事が法律に基づき要請しているのに、なぜそれを無視するのか。


そもそも、感染状況についても7つの指標のうち、今回、緊急事態宣言が発令された広島県では、ステージ4が2つ、ステージ31つ。一方、香川県はステージ4が3つ、ステージ32つと、広島県より感染状況は厳しいとも言える。広島県に緊急事態宣言を出すなら香川県に出してもよかったはずだ。


(四国新聞5月14日朝刊から)



ちなみに、お隣りの愛媛県には「まん延防止等重点措置」が出ているが、飲食店の時短要請は午後8時まで(酒類の提供は午後7時まで)となっている。香川県も県独自の措置として時短要請を行なっており、その内容は全く同じで午後8時まで(酒類の提供は午後7時まで)。既に「まん延防止等重点措置」と同等の時短要請を行なっているのだから、発令しても何ら問題はないはずだ。


(香川県の時短要請)


(愛媛県の時短要請 松山市内については「まん延防止等重点措置」に基づくもの)



異なるのは、愛媛県の協力金が3万円〜10万円/1日なのに対して、香川県の協力金は2.5万円〜7.5万円/1日。いずれも国の地方創生臨時交付金が当てられている。まさかとは思うが、追加でお金を出したくなくて、国は「まん延防止等重点措置」の適用を避けたのか。そんな疑念さえ浮かんでしまう。


(香川県の協力金) 


(愛媛県の協力金 松山市内については「まん延防止等重点措置」に基づくもの)



大阪府、兵庫県の感染が隣接する岡山県、広島県にしみ出すように感染が広がっているし、経済圏が繋がっている香川県にも、今後、しみ出してくる可能性が高い。特に、岡山県で緊急事態宣言が出れば、人は、瀬戸大橋で繋がっている香川県に流れてくる。どうして、そんな簡単なことも分からないのか。


私はこうした「しみ出し」が全国で起きつつあると考えるからこそ、緊急事態宣言を全国に出すべきと主張している。もちろん万全の補償措置がセットだ。そのための30兆円規模の補正予算も提案している。


それにしても、後手後手、小出しの菅政権からは感染収束に向けた戦略が見えない。県民の命と健康を守るためにも、国は、香川県に対し、少なくとも「まん延防止等重点措置」を速やかに発令すべきだ。私から西村大臣にも直談判したい。


このままでは、手遅れになる。

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著者

玉木 雄一郎

玉木 雄一郎

選挙 第48回衆議院議員選挙 (2017/10/10)
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香川2区 82,345 票 [当選] 比例 四国ブロック 希望の党

肩書 国民民主党代表
党派・会派 国民民主党
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