2026/5/16
地域の絆をどう取り戻すか
私は今回、長崎市の西に浮かぶ離島・五島市を訪れ、「地域おこし協力隊」の取組を調査しました。
背景には、地域のつながりや助け合いが少しずつ弱くなっている今、私の地元・名古屋市緑区でも、「新しく来た人」と「昔から住む人」がどのように力を合わせ、地域を元気にできるのか。そのヒントを学びたいという思いがありました。
協力隊が生み出す新しい交流
五島市では、移住してきた協力隊の皆さんが、観光PRや地域文化の記録、使われなくなった学校の活用などに取り組み、人と人をつなぐ活動を行っていました。
市では、報酬や家賃補助、起業支援などの制度を整え、安心して活動できる環境づくりも進めています。

「定住」につながる仕組み
市の説明では、協力隊を終えた後も約35%の人が地域に残り、カフェ経営や民泊など、地域に根差した仕事を始めているとのことでした。
特に、「観光」「飲食などの生活」に関わる仕事は定住につながりやすく、本人の「やりたいこと」と行政の目指す方向が一致することが大切だと学びました。

地域に根差した実践例
市役所でのレク後には、元協力隊の村野麻梨絵さんから、カフェや宿泊施設、私的美術館などを運営する取組を伺いました。
また、現役協力隊の西田双太さんからは、自宅を活用した「西田商店」の活動について説明を受けました。そこでは、子どもの居場所づくりや、高齢者向けの買い物支援、体験工房など、地域の人が集まる交流拠点づくりが進められていました。
緑区にも生かしたい学び
今回の視察を通じて感じたのは、「地域を元気にする主役はどこまでも人」であるという至極当たり前のことでした。
地域の魅力を活かしながら、「新しく来た人」が地域の皆さんと同じ目線で、謙虚に、しかし積極的に関わっていくことが、地域に根付く大切なポイントだと実感しました。翻って言えば、市役所(私たちの地域で言えば、区役所か区政のリーダー)が、謙虚でありながら積極的な人柄を持つ人を探し出し、地域活動に押し出していくことも重要だと思いました。
名古屋市緑区でも、地域の絆をもう一度強くするために、こうした取組を参考にしていきたいと思います。
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