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【まぶちニュース】第1237号 支持率急落、問われる政治

2026/8/8

 7月、報道各社の世論調査で高市内閣の支持率が大きく下がりました。毎日新聞の調査では支持41%、不支持44%と、政権発足後初めて不支持が上回り、読売新聞でも12ポイント下落の57%と、主要8社すべてで発足後最低を更新しました。
 物価高への対応が進まない一方で、国旗損壊罪や皇室典範の改正といった、暮らしから遠いテーマが先に進められたことへの不満が背景にあると分析されています。支持する理由も「政策に期待できる」から「他の内閣よりよさそう」へと変わり、積極的な支持が細っていることも指摘されています。

◆8か月先の減税
 食料品の消費税を来年4月から2年間、8%から1%に引き下げる方針が、5日の自民党総務会での了承を経て、同日の臨時閣議で決定されました。残る1%分は中低所得の方への給付で補い、「実質ゼロ」にするとしています。
 秋の臨時国会に法案が出され、9月には税制の大枠が決められる予定で、実現すれば消費税が導入されて以来初めての減税です。しかし、年間5兆円ともいわれる財源は「来年度の予算編成の中で結論を得る」とされたまま先送りです。実施も8か月先で、いま苦しい家計にすぐ届くものではありません。党内の議論も尽くされたとは言えず、総務会には減税に反対してきた議員ら9人が欠席し、2年たてば元の8%に戻せるのかという懸念も党内から出ています。減税に反対だった麻生副総裁も、自らは反対としながら総理が決めたことは尊重する、と容認したと報じられています。

◆人事に縛られる政権
 次の焦点は、8月末にも行われるとみられる内閣改造と党役員人事です。
 昨年の政権発足の際、幹事長や総務会長など党の要のポストは麻生派で固められました。総理は、麻生副総裁の義理の弟にあたる鈴木幹事長の交代を考えていたと報じられてきましたが、支持率が落ちたいまは麻生派の支えを失うわけにいかず、続投説が強まっていると伝えられます。減税を認めてもらう代わりに人事で配慮したのではないかとの見方も出ています。取引の有無は確認できませんが、支持率の低下によって総理が人事の自由を失いつつあることは、報道の変化からもうかがえます。

◆被災地で問われた姿勢
 7月28日には熊本県で最大震度7の地震が起きました。総理は6日後に現地へ入り、激甚災害の指定や予備費からの200億円を超える支出を表明しました。こうした制度面の対応は必要なものです。しかし、ヘリコプターの機内から手を合わせる写真を政府みずから発信し、冷房やベッドの整った避難所だけを訪れたことには、被災された方々への向き合い方として厳しい声が上がりました。
 視察の前日には、車中泊を続けていた70代の方が亡くなったばかりでした。断水や猛暑が続く中、避難所ごとの環境の差は命に関わる問題となっています。

◆体裁ではなく実質を
 決断する姿、寄り添う姿。いま政権が示しているのは、そうした体裁づくりが先に立ち、中身が追いついていない姿ではないでしょうか。減税も人事も被災地対応も、すべての行動が「支持率対策」に従属し始めているように見えます。
 政治に必要なのは演出ではありません。現場の実態から問題の本質を掘り下げ、財源や実施の道筋まで示した上で、暮らしに届く政策を実行することです。
 私はその原点に立ち返り、皆さまの声を伺いながら、引き続き全力で活動してまいります。

~スタッフ日記「海佑記 ~愛宕山編~」~
 懲りずにまた山を登ってきました。先日まで6週にわたる連載でお届けした海佑記~熊野古道編~に続き、今回向かったのは京都最高峰の標高924mの愛宕山です。
「伊勢へ七度、熊野へ三度、愛宕へ月詣り」と古くから親しまれ、火迺要鎮(ひのようじん)の防火札で有名な山頂の愛宕神社で年に一度行われる「千日詣り」へ、昨年に引き続き同じ友人メンバーで挑みました。ただ、友人たちとの久しぶりの再会にすっかり話が弾み、あろうことか入山前にお酒を飲んで臨む始末でした。
 いざ登り始めると、序盤は案の定すぐに息が上がり、なぜ飲んでしまったのかと激しく後悔しながらのスタート。しかし、登るにつれて汗とともにお酒も抜けきり、少しずつ調子を上げていきました。道中では、すれ違う際に愛宕山ならではの「お下りやす」「お登りやす」と声を掛け合い、下りの人が登りの人をうちわで扇いでくれる温かい風習も味わいながら足を進めます。
 深夜2時から神事が行われる山頂の境内は、異様な熱気に包まれていました。お札を求めて長蛇の列をなす人、神事を少しでも近くで見ようと正面にすし詰めで集まる人、空いたスペースで休む人など、過ごし方は人それぞれです。私も振る舞われた御神酒で懲りずに喉を潤し、特別な空気に浸りました。昨年と異なり翌日も仕事があるため滞在もそこそこに急ぎ足で下山し、始発に揺られて奈良へ戻りました。
 その日は地元「いこまどんどこ祭り」に往馬大社青年会の一員として、一日中かき氷の売り子をしていたのですが、なんと隣2軒もかき氷屋という激戦状態! ところが、千日詣りのご利益のおかげか客の引き寄せが凄まじく、他の追随を許さない圧倒的な売り上げを叩き出しました。確かなご利益を実感した愛宕山、来年もまた登ろうと思います。(チャーリーブラウン)

 

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選挙 第51回衆議院議員選挙 2026年 (2026/02/08)
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奈良1区 64,325 票 比例 近畿ブロック 中道改革連合

肩書 奈良県第1区 前衆議院議員
党派・会派 中道改革連合
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