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〇国会答弁にAIを活用することに対する危惧がさまざまなメディアから出されている。

2026/6/4

〇国会答弁にAIを活用することに対する危惧がさまざまなメディアから出されている。東京新聞には、
【「国権の最高機関」「言論の府」とされる国会の答弁作成に際し、AIを積極的に関与させるのは望ましいことなのか。国会答弁につきものなのが首相や大臣らの失言。機械的な文面に終始すれば、危機の回避になるのかもしれないが、そればかりに重きを置いてもいいものか】
と憂いの言葉が掛かれている。

 コメント欄にリンクした読売新聞でも、
【答弁は単なる政策の説明ではなく、新しい政策決定でもあって、それ自体が創造的な行為だと言える。その意味で国会答弁案の作成に、生成AI(人工知能)を使うという政府の方針には、あきれるほかない】
と大上段に批判をしている。

 でも、私はそれが悪いことだとは思わない。私自身官僚時代山のように国会答弁を作ってきたが、多段階の決裁が必要となる役所が作る国会答弁の多くは過去のものの焼き直しであり、そんなものはAIにやらせておけばよい。

 そもそも、国会答弁は本来政治家の質問に対して政治家が行うべきものであり、官僚による答弁は事実確認などの補充的なものにするのが原則である。政治家同士のやり取りであるがゆえに、言葉を武器にして当意即妙のやりとりをするのが、本来の国会の論戦だ。政治家の能力そのものが問われる場面だ。よって、官僚が答弁をする政治家に渡す答弁は、あくまで参考資料であって、それを丸読みすることしかできない政治家は政府に入って仕事をする能力がない政治家なのである。

 AIが作った答弁を丸読みする政治家が政府に入るのであれば、AIでも政治家は務まる。選挙などやる必要はない。これから、国会中継などではAIが作った答弁書を読み上げている場合は、「ただいまAIが作成した答弁を読み上げています」という旨を画面に表示し、有権者の皆さんはそのようなAIでも代替できる政治家は選挙で排除できるようにすればよい。

 AIという新しい科学技術の前にさも正義を語っているように見えて、政治や国会の本質を論じていない。このような論説を載せるから「オールドメディア」と揶揄されるのだろう。

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選挙 第52回衆議院議員選挙 (2030/02/07)
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