2026/5/29
〇衆院選後の選挙制度改革の議論を見ていると、心底がっかりする。
【28日の協議会では、小選挙区比例代表並立制のあり方をめぐっても各党が意見を表明した。特に比例復活のあり方を見直すべきだとの意見が多く出た。自民、維新は最低得票率を設けることを提案。中道、国民民主も厳格化を求めた。一方、中道は「小選挙区比例代表連用制」の導入も主張した。小選挙区での当選者が少ない政党に、優先的に比例区の議席が配分される仕組みだ。このほか、国民民主は有権者が複数の候補者に投票できる「中選挙区連記制」を提案した。比例区のみで議席を持つ参政党、共産党は完全な比例代表制へ切り替えるべきだと訴えた。チームみらいは現行制度を維持しつつ、候補者に優先順位をつけて投票できる方式を提案した】
ほとんどの党は、自分の党が一番議席を獲得しやすい選挙制度を主張するだけ。維新が熱心に提唱する定数削減は、論理的にもその目的においても出鱈目なものだから、当然失速。
平成の政治改革で導入された小選挙区比例代表並立制の選挙制度は、日本の政治にどのような影響を与え、日本の国力がどのようになっていたのか、日本が手本とした英国でさえ二大政党制が衰退する中で、日本はどのような政治システムを目指すべきなのか、などの本質的な議論はなされていない。コメント欄にリンクした、衆院選前最後の選挙制度協議会での私の発言をぜひ聞いていただきたい。
こんな低レベルな議論を国会でしているようでは、選挙制度改革は国会議員にやらせないと声を上げた方がいいのかもしれない。
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