3月4日告示、同月11日投開票の石垣市長選は、現職の中山義隆氏(50)が1万3822票を獲得し、3回目の当選を果たしました。
なお、その他の候補者の得票数はそれぞれ、宮良操氏(61)が9526票、砂川利勝氏(54)が4872票となりました。
宮良氏は1956年4月29日石垣市生まれ。沖縄県立八重山高等学校を卒業後、沖縄国際大学法学部法学科卒業。18年間の市職員生活を経て1998年の石垣市議選で初当選、以降5期連続当選を果たしました。今回、「笑顔輝く八重山郡民の会」の支援を受け、市長選への立候補に向けて市議5期目の途中で辞職していました。
宮良氏は「市議としての5期20年、地域の人たちから話を聞いてまちづくりに参画した」と自身の実績を評価。現市政に対しては「市民ではなく国を向いている」と批判し「市民が決める姿勢、地方自治の原点に戻したい」との考えです。また、石垣市民の平和が揺れ動いていると危惧し、「子や孫に平和で豊かな島を引き継ぐため、ミサイル基地は認めない」との立場を示しました。出発式でも「未来永劫(えいごう)豊かな石垣島を作ろう」と決意を語りました。
宮良氏は「市政は変えられる。島の未来は市民が決める」をキャッチフレーズに掲げ、「市民の声を市政に生かす」「『子どもは宝』もっと予算を」「行きたい!住みたい!石垣島」「豊かさを実感できる島へ」「島のどこに住んでも『良かった』」「安全・便利・暮らしやすいまちに」「市民の安心・安全・平和を第一に」の7つを政策の柱としています。
市長給与10%カットを公約とし、「自らの削減を財源確保のスタートにしたい」とアピール。子育て・教育政策として3万円の出産祝い金創出、高校生までの子ども医療費助成と順次無料化、夜間・休日保育、小中学校へのクーラー完全設置、小中学校の順次給食無料化などを挙げています。
市政改革としては、市長資産など情報公開の徹底、新庁舎建設の地元業者への分離・分割発注などを、さらに地域振興等に微生物を活用したバイオトイレ設置、石垣島製糖の建て替え支援、堆肥センターの運営改善、島産肥育牛の増産、石垣市版地域包括ケアシステムの構築、市立休日夜間診療所の再建、消防士と救急救命士の増員など、全78項目を挙げました。
また、選挙ポスターでは以下のような「政策川柳」を発表しています。
・つながろう フリーWi-Fi 大増設
・ヘリ墜落 昔はまさか 今またか
・子育てを 予算アップで 応援だ
・欲しいのは ミサイルより スマイルさ
・石垣市 すべての基盤は この自然
・人命を 救う消防 救いたい
・すぐできる クーラー設置 全教室
・皆の声 聴く耳持つ人 選ぶ時
・俺が売る 「石垣ブランド」 世界へと
・音楽で 皆の笑顔が あふれ出る
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