3月4日告示、同月11日投開票の石垣市長選は、現職の中山義隆氏(50)が1万3822票を獲得し、3回目の当選を果たしました。
なお、その他の候補者の得票数はそれぞれ、宮良操氏(61)が9526票、砂川利勝氏(54)が4872票となりました。
砂川氏は1963年9月28日石垣市生まれ、沖縄県立八重山農林高等学校、中部大学土木工学科卒業。2002年から市議を4期、2012年から県議を2期目の途中まで務めました。県議としては2017年に経済労働委員会副委員長や公共交通ネットワーク特別委員を歴任。現在は沖縄県たばこ耕作組合組合長や石垣葉たばこ生産振興会会長を務めています。
砂川氏は自らを「党利党略にとらわれない自由・中道の立場」と位置づけ、基本理念として以下の3つを挙げています。
・自衛隊駐屯予定地の平得大俣の白紙
・新庁舎設計の見直し
・経済振興で均衡ある島の発展
砂川氏は自らのホームページにおいて基本政策を公表しています。主なものは以下の通りです。
教育・福祉
・子どもの貧困対策課の設置
・土日・祝祭日保育を実施
・ひとり親家庭の生活支援対策を強化
・学校給食費の完全無償化
・障がい者福祉施設の増床の推進
・全小中学校へクーラー設置(一年以内)
・高齢者福祉施設の増床の推進 など
行政・まちづくり
・市職員を適材適所へ、機構の大胆な統結合
・公共インフラ整備、行政政策調整室の設置
・介護施設・介護スタッフの人材確保各種支援
・障がい者に対する多面的支援
・医療・教育・福祉従事者への住居整備
・レジャー船係留施設及び船揚げ場を増設整備 など
広域圏
・総合クリーンセンター・最終処分場の新設
・老朽化のし尿処理場の建て替え
・石垣浄水場を拡張及び建て替え
・八重山は一つ・共同プロジェクトの推進 など
観光
・ゴルフ場(チャンピオンコース)早期着工!
・ダイビング・シュノーケリング・体験・滞在型の修学旅行の誘致を推進
・多目的スタジアムの建設に努力し、八重山伝統闘牛の観光化
・石垣島全域でのWi-Fi網の拡充整備を促進
・多言語通訳の確保や育成支援を推進 など
環境・景観・文化
・国立自然史博物館の誘致・推進
・エコアイランド石垣島の実現
・土地の用途変更及び規制緩和及び規制緩和による民間活力の促進
・石垣市国土利用計画の制定、リゾート開発地のゾーニング
・公共下水道未整備地域における合併浄化槽の設置促進 など
水産
・漁業従事者育成プランの創設
・漁業協同組合施設の整備
・石垣市国土利用計画の制定、リゾート開発地のゾーニング
・外国人漁業研修生の受け入れ支援強化
・養殖事業の推進及び加工施設新設 など
農林・畜産
・(仮称)新石垣島製糖工場の建て替え
・LED栽培施設・整備事業の推進
・畜産業・養豚農家の中核的担い手育成事業推進
・総合農産物加工施設の建設
・乳牛生産農家の支援 など
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